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2019-04-17 17:27:00

それではまずは、卵巣の位置から。

図で分かるように、真ん中にあるのが子宮、その上部の左右にある小さい風船みたいなものが卵巣です。

 

この卵巣で、赤ちゃんの半分の要素である”卵子”を育てていくため、妊娠にはとても重要です。

 

 

 

ここで紛らわしい言葉の”卵胞””卵子”についても説明します。

 

病院でエコー検査などすると「卵胞が〇〇mmに成長していますよ~」などと言われることもあると思います。

 

卵胞?卵子?何なの?って思ったことはありませんか?

 

受精するために重要なのは”卵子”です。

 

卵胞”はその卵子を守る膜でありながら同時に成長し、排卵と共に卵子を解き放ちます。

 

先ほど小さい風船のような卵巣を見ましたが、この中で卵胞が育ちます。

 

月経から14日目周辺で18~22mmほどに育っていると正常です。

 

その卵胞の中により小さい、そして妊娠に重要な卵子が成長していて、成熟すると卵胞と卵巣から排出されます。

 

卵子のいなくなった卵胞はその後”黄体”となり、P4(黄体ホルモン)を放出するなどで高温期を維持するものへ変換されます。

 

なので、卵子=卵胞と思っている人がたまにおられ、

 

「エコーで20mmだから受精卵はもっと大きい」と思っている人がいますが、卵子はとても小さいです。

 

 

厳しい現実ですが、女性の妊娠にはタイムリミットがあります。

 

閉経というものがあるというのはそうですが、本当のタイムリミットは”卵”です。

 

この”卵”というのは”原始卵胞”と言われ、女性が産まれたときには200万個ほどありますが

 

初経が来るまでにも自然消滅し、その1/10ほどの20~30万個ほどになってしまいます。

 

「200万→20~30万ってすごい減ってるじゃん!」😢

 

「でも1ヶ月(1周期)につき1つ消耗するだけだったら十分かな?」(仮に20万ヶ月分だったら16666年)

 

漢方相談に乗った方でこういったように思う人もおられます。

 

一度の生理周期では1個、もしくはまれに2~3個(特に排卵促進薬を使うと)の卵子が排卵されているため

 

一度の排卵で1個の原始卵胞が消耗していると思っている人が多いですが、

 

実は年齢などによる個人差がありますが、1周期で100~1000個の原始卵胞が消耗されてしまっています。

 

その平均が初潮から約30~40年。つまり閉経と重なります。

 

卵がなくなってしまうと妊娠するチャンスがなくなってしまうということです。

 

男性の場合の精子は元気さえあれば作られるのでタイムリミットはありません。

 

残酷ですが、だからこそ子供は宝物なのかもしれません。

 

 

 

なんで1個の排卵なのに1000個も消耗するのか。それはエリートを厳選しているためです。

 

始めは1000個全部にチャンスがあるのですが、E2由来の成長の恩恵を受けるものは数個に限られ、

 

それぞれに平均に分配していたら不十分な成長のものが1000個できるだけでとても妊娠できない卵子のみとなってしまいます。

 

そのため、ある程度成長したら

 

「こいつはできるやつだから、犠牲になろう」

 

と一つのエリート卵胞のために消滅していきます。

 

そして育った卵胞は18~22mmほどとなり、満を持して排卵されます。

 

なので、1周期でたった一つ排卵される卵胞・卵子も色々な犠牲の中頑張って成長してくれた宝物。

 

これが当たり前のようにできる人もいますが、神秘的で、上手く卵胞が成長しないことを繰り返しているあなたも

 

数百という卵は頑張ってくれているのです。あきらめないでください。

 

そしてその卵たちが育ちやすい環境のためにできることはあると思います。

 

 

 

また月経が子宮をお掃除するリセットと書いたり、排卵は1周期に頑張って成長した1個の卵のみと書いているので

 

1ヶ月や月経期から排卵期の14日ほどでで卵胞が成長しきっていると思っている人がいますが、

 

実際は半年をかけて原始卵胞から排卵される卵胞に成長しています。

 

特に目に見えて成長するのは月経期~排卵期の14日ですが、半年前~3か月前もとても重要な時期です。

 

人も社会人になって色々と成長や能力のピークを迎えますが、

 

その根底には幼少期、小中高などの学校や習い事、スポーツ、友達間での影響などが積み重なった結果が

 

今のあなたの状態につながっています。

 

急に2週間健康に過ごしたから病気が治ったりしないように、前段階の時期もとても重要なのです。

 

なので、漢方などの治療では2か月~半年ほど効果が感じにくい方がおられたり、

 

逆に言うと半年以上継続することでグッと妊娠率も上がってきます

 

焦りは感じるのは当たり前です。不安も強いことでしょう。

 

ですが、目先ばかりを追うと逆に遠回りになってしまうこともあります。

 

こと健康、アンチエイジング、妊娠などは日々の積み重ねの賜物(たまもの)です。

 

ですが、手遅れということは常にありません。

 

すぐは無理でも半年~数年先のために今動き出す時かもしれません。

 

 

 

話を戻しますが、やっと20mmに成長した卵胞がいたとしても、卵子が卵胞や卵巣から出るには相応のエネルギーが必要です。

 

低温期から高温期への切り替わりの際にやや体温低下が見られる方がいますが、

 

体温を上げるエネルギーがその排卵するために必要なエネルギーに使用されることで起こっていると言われています。

 

また排卵期はホルモンのLHというものがピークを迎えオリモノが多くなる方が多いです。

 

これは男性器と女性器の間での摩擦を軽減するために多くなっている本能のような機能で

 

妊娠できるタイミングという身体からのサインでもあります。

 

しかし、ホルモンバランスなど乱れているとそういった反応も異常なタイミングや量なども変化する場合がありますので参考程度のサインです。

 

排卵するためのエネルギー不足や卵巣壁の柔軟性不足などで卵は育ったものの、上手く排卵できない人がいます。

 

次の記事で卵が上手く成長しない人や排卵が上手くいかない人などの原因(PCOS:多嚢胞性卵巣症候群)を書いていきます。

 

 

 

 

 

この記事やブログを読んだことや、このブログを通してこちらにコンタクトを取ったことが、新しい命の誕生と繋がるために尽力致します。

 

過去に思いを伝えられなくて

 

行動できなくて後悔している経験があるなら、

 

今のその踏み出せない一歩が未来の後悔とならないように。

 

その一歩を未来のあなたの赤ちゃんは待っているのかもしれません。

 

あなたのその一歩をお待ちしております。

 

一緒に未来のあなたと天使の笑顔へ歩んでいきましょう。

 

 

心はいつもあなたの隣に。

 

青森県青森市 完全予約制(電話相談・メール相談可)の

漢方相談薬局 平成堂薬局 櫻井 大輔

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