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2019-04-24 09:46:00

昨日(子宮筋腫・子宮腺筋症・子宮内膜症 ~血の問題~)の続きで腺筋症と内膜症を書いていきます。

 

 

世間的には症例が多いためか筋腫≧内膜症>>腺筋症の理解度と認識していますが別のように書いていますが、内膜症も腺筋症の1つです。

 

症状としてはどちらも、本来子宮筋層の上に赤ちゃんの布団としてできるはずの内膜が違う場所にできてしまうといったものです。

 

腺筋症は上の図での子宮筋層にでたものを指し、内膜症は筋層以外の部位にできたもので、特に卵巣・卵管周辺・ダグラス窩(か)・膀胱靱帯(ぼうこうじんたい)・腹膜などのできやすいですが、まれに多臓器内膜症といって骨盤の外の臓器にさえできてしまう場合もあります。

 

かなり離れていて信じがたいですが、肺にできる場合もあるようです。

 

ダグラス窩というのもあまり耳にしない言葉ですが、これは腹膜腔で子宮と直腸の間にあります。

 

大体の場所でいうと子宮から腰にかけたところに空間があり、そこに内膜が出来てしまう状態です。

 

内膜症も腺筋症も、不妊に関わる症状でもあると見られますが、何より症状としてつらいのはほとんどが月経時に激痛を生じることです。

 

大体が痛みのひどさで受診した際に気づく症状で、鎮痛剤が効かなかったり、痛みのあまり失神したり、救急車で運ばれる方もいます。

 

先に挙げたダグラス窩にできた場合は腰寄りの部位のため、月経時に下腹部より腰痛が強く出ることが多いです。

 

こう書いてしまうと、「月経時に腰痛が強まるから内膜症なのかな?」と不安になると思いますが、痛かったらすべてが内膜症ではないので安心してください。

 

しかし、内膜症ほどひどくないにしても血行不良はあるということと、それがいずれの内膜症を生む原因となり得るという認識はしましょう。

 

 

 

同様に痛みの部位で分けると鼠径部痛が強い場合や排卵時にそれが強く感じやすい場合はやはり卵巣内での負担が大きく、それも血が絡んでいるために、耐えがたい激痛になることが多いです。

 

下腹部痛が強い場合は筋層内の腺筋症になっているかもしれませんし、その周囲の腹腔にできている場合が多いでしょう。

 

月経時に排尿痛や膀胱炎様症状、また排便痛を繰り返す場合は子宮と膀胱の間や大腸の間で癒着している可能性があります。

 

 

 

それでは果たして内膜とは何でしょう。

 

前にも挙げているように子宮内にできる正常な内膜は赤ちゃんができた時のフカフカなベッドです。

 

あくまでこれはイメージでいっているので、実際は月経時に出ている”血”ですね。

 

内膜とは”血”です。

 

子宮は図でもわかるように外側と繋がっている器官なので、月経期(お掃除期)が来ると子宮は風船がしぼむように空間が委縮し、中の血である内膜が排出されるのですが、そこ意外に血溜まりが出来てしまうと、出口がないため外に出られません。

 

しかし、それはただの血溜まりでなく内膜。

 

つまり女性ホルモンと呼ばれるE2(エストロゲン)で成長するため、月経が来るたびに排出はされないものの、成長していきます。

 

それがひどくなり、痛みとなります。

 

ようは血の滞りが何らかのきっかけでできてしまい、成長してしまい悪さをするということです。

 

これは東洋医学で良く目にする”瘀血”そのものですね。

 

ですので、子宮内膜症や腺筋症を治す場合には駆瘀血剤を主体に使用します。

 

また瘀血は基本的には根本原因がないとできないもので、例えば冷えて血流が悪くなることで本来排出されるはずの経血が別部位に流入し、形成されるため、その瘀血生成の原因に関しても解決しないと再発するためそちらも合わせて処置していきます。

 

 

 

また生理痛は本来無いことが普通なのですが、これを読んでいる人も自分の身体が気になって読んでいるなら特にほとんどの方が生理痛を感じていることと思います。

 

「生理痛があると内膜症の恐れがある」という認識をしてしまうかもしれませんが、東洋医学的な見立てとしては、簡単にですが痛みの種類でその種類を見分けることがあります。

 

痛みの種類?

 

言われてもあまりわからないと思います。痛いか痛くないかだけの認識で、どう痛いかなど気にしていない人がほとんどです。

 

例えば重たくだるい痛、絞られるような痛み、グサッと何かで刺されたような痛み、チクチクとした痛み、突っ張るような痛み、冷えるような痛み、熱感のある痛みなど、よく聞く表現ではこれらがあります。

 

またたまに独特な表現の痛みもありますが、大まかに上記の痛みなどを考えると、生理痛なので全て血が絡むとも考えられますがその根本原因や血の汚れの深さを測ることができます。

 

「グサッと刺すような痛み」は特に瘀血度合いが強いです。刺痛ということからも激痛であることが多いです。

 

ダルイ重い痛みはリンパ系の関り、もしくは血の不足からくることが多く、突っ張る痛みは気滞が主で血の問題を生じていると考えられます。

 

絞られる痛みは筋膜層の問題なので、筋膜が乾いてしまって絞る痛みが出る血虚やその中に異物がある瘀血、また筋層の力みから来るので気滞からくる場合もあります。

 

熱や冷えは感覚でわかると思います。冷えている場合は冷えが中に入っていたり、血行不良により温かみを運べていないということです。

 

逆に熱感を感じるのであれば、滞ったエネルギーの炎症が強いということです。

 

駆瘀血剤を使う中でも寒性のもの、温性のものを使うなど変わってきます。

 

 

 

もちろん痛みの質だけでなく、さっき挙げた部位も考慮しますし、痛みの出るタイミングや持続するか間欠性か、また他の随伴症状、例えば頭痛や吐き気、またもちろん月経の正常と自分の異常を知ることで、赤ちゃんに一歩、近づくで書いたように内膜の状態が目にできるものも総合的に考え、お薬を考慮します。

 

あとは他の初見として、舌の状態なども深く観察します。

 

透視の超能力を使うことはできない人が内臓の状態を考察するうえで生み出したのが舌診。

 

舌は内臓の始まりの器官であり、目で見ることができます。

 

例えばこの内膜症を作りやすい血瘀体質の場合、舌裏に怒張という紫の静脈が太く存在したり、舌先に瘀点といって紫~黒の斑点が見られます。

 

月経の状態がわからなくても舌の状態から血の滞りがわかる場合もあります。

 

 

 

西洋は痛み→鎮痛剤だけで、ほとんどが自分にはこれが効く効かないの判断の元飲んでいるのが現状で、あまりにひどくなったら手遅れで手術です。これを根本治療と書いていて痛みを改善するだけの漢方を対症療法と書いていたのはなんだかな、と思ってしまいます。

 

取っても原因を除去しないと再発リスクがありますが、再発しても「できやすい体質だから」なのでしょうか。

 

なので、「生理痛」というあなたという木の先っぽ、枝や葉っぱだけを見てロキソニンを飲むのでなくなぜその枝に異常を生じているのかを考え、あなたの身体に合わせた漢方を飲んだり、体質改善のために生活を見直すなどで妊娠に近づくことができます。

 

異常が起こっている枝葉を見て見ぬふりをするような行為は妊娠を遠ざけかねません。

 

特に生理に見られる異常は直接妊娠への問題へ関わりやすいです。

 

今一度、自分の生理について見直しましょう。

 

PMSなどで有名になってきている生理前症候群や生理中の不調、生理後の不調、排卵痛、不正出血へ続く。

 

この記事やブログを読んだことや、このブログを通してこちらにコンタクトを取ったことが、新しい命の誕生と繋がるために尽力致します。

 

過去に思いを伝えられなくて、行動にできなくて後悔している経験があるなら、今のその踏み出せない一歩が未来の後悔とならないように。

 

その一歩を未来のあなたの赤ちゃんは待っているのかもしれません。

 

あなたのその一歩をお待ちしております。

 

一緒に未来のあなたと天使の笑顔へ歩んでいきましょう。

 

 

 

心はいつもあなたの隣に。

 

青森県青森市 完全予約制(電話相談・メール相談可)の漢方相談薬局 平成堂薬局 櫻井 大輔

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