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2019-04-25 12:20:00

昨日の男性不妊の続きです。

 

 

少し昨日のおさらいがてらまとめますが、男性不妊としては

 

①性機能不全 (勃起障害、早漏、遅漏etc)

 

②造精機能障害 (種が少ない、もしくは無いetc)

 

この2つです。

 

①は射精に関する機能不良

 

②は精子・精液に異常があるものです。

 

①は昨日書いたので、②について続けて書いていきます。

 

 

 

①と違い、②は感覚でわかるものでなく、検査しないとわかりません。

 

病院で調べないと、と思っている人も多いですが、病院での精子採取に抵抗感がある人も多いと思います。

 

今は自宅で採取して病院に持っていくことで調べることもできるので、抵抗感がある方、もしくは忙しくて病院に行けない方は、奥さんの通院の際に持って行ってもらうことで測ってもらうことも可能です。

 

また、検査キットを送るなどで調べてもらうこともできるようです。

 

 

 

それでは精液検査について。

 

まず精液精子の違いを書いてなかったですが、

精子卵子と出会って受精卵になるために必要な種で、

精液精子と精漿の混合物、つまり射精した時の体液全てを指し、

精漿は小さくて貧弱な精子を守り、卵子まで泳ぐ場を与えているものです。

 

精子の大きさは0.05mmほどでとても小さいです。

 

女性の子宮内腔は7cmほど、卵管は10cmほどあるため、自分の身長の3400倍の距離を泳いでいかなければなりません。

 

150cm~180cmの人であれば5~6km泳ぐようなものでしょうか。

 

相当な距離です。

 

また女性器は菌などの感染を防ぐため、酸性となっておりますが、精子そのままだと死滅してしまいます。

 

なので精子に泳ぐ場を与え、精子を酸性から守るために精漿は精漿は存在しています。

 

 

 

精液検査については数値を書いてもわからないと思いますので、大まかに項目を書いていきます。

 

基本的に大事な点は”元気な精子の数”です。

 

まずは精液量。これは自分でもわかるでしょう。

 

射精した時に目に見える量そのもので、ティースプーン1杯(1.5~2ml)以上の量が望ましいです。

 

多ければ多い方が良いわけではないですが、少なくなければそれほど問題視されません。

 

妊娠のためには精子が重要ですが、自然妊娠には精漿を含む精液ももちろん重要になるということです。

 

人工授精体外受精の場合は必要ないとは言いませんが、精子さえ元気であればそれほど問題ないです。

 

 

 

精液量がわかれば、次はその中の精子の濃度。

 

濃度も重要ですが、ようは総合的な精子量が重要なので精液量×濃度が重要となってきます。

 

量は1億以上は欲しいところです。(WHOでは3900万以上

 

1億というとすごい数のように感じますが、大体正常な成人男性では毎日1~2億ほど精巣で作られています。

 

また数は多くても奇形率が高かったり、元気のない精子(運動率↓)が多いと問題ありです。

 

精子は卵子までの移動手段はチョロチョロと泳ぐことですので、タフな精子が必要です。

 

上に書いたように自分たちの場合身長比3400倍の5kmを泳ぐ、しかも気を抜くと襲い掛かる酸の海を泳ぐのです。

 

ですので、数億といた精子の99%以上は子宮ににたどり着くことも出来ずにリタイアしてしまいます。

 

結果、卵子周辺に来れる精子は数十個程度となってしまうようです。

 

そういう卵子と精子の出会いの奇跡を生むためには、元気な精子が1500万ほどあると良いようです。

 

精子が少ない状態の乏精子症、全く精子が見られない状態を無精子症といいます。

 

~東洋医学的処置例~

 

乏精子症は精子産生機能が低下しているため、漢方では腎機能を主体にそれが精神的な問題からきているのか、また胃腸が虚弱なために腎機能を元気にできないのか、老化からきているのか、冷え、熱のためか、などを①性機能不全の時のように考察し、対応していきます。

 

性機能不全は後天的であれば、性に関しての一時的な精神の問題、つまりトラウマなどによるところが多いため肝~腎を意識しますが、継続的な乏精子症は精子産生機能低下が常に起こっている状態なため、心~腎を意識したものが多くなります。

 

また先天的であれば腎精補充を何より重要とし、利用効率を上げるために脾気も上げることも意識します。

 

また脾~腎を強めるものとして現在多用されるものに亜鉛があります。

 

精子の質が悪いと調べるとすぐにサプリメントで広告が出てくると思います。

 

現代人は栄養過多に見せかけて、バランスが悪いだけで偏った栄養を取っているため、その陰でミネラル不足などを起こしている”栄養過多なのに栄養不足”の状態を生んでいる人が多いです。

 

その代表例が亜鉛で、実際亜鉛製剤で精子の状態の改善も見られることも多いです。

 

ですが、こちらとしての注意点は亜鉛などのミネラルは一つのものを補充するのでなく、カルシウム、マグネシウム、セレン、鉄などなど、様々なミネラルをあるべきバランスで摂ることが重要と考えます。

 

それは体調面や実際検査結果で見えてきたものですので、確かです。

 

亜鉛製剤でなくマルチミネラル、またその中でも自然からの抽出が望ましいです。

 

 

 

無精子症の場合は2つのタイプがあります。

 

1つは精子は作られているけども道が閉ざされているために精子が外に出ない場合は閉塞性無精子症

 

もう一つは精子自体が作られていないために外にも出ない非閉塞性無精子症

 

です。

 

東洋医学的処置では閉塞性の場合は、気血水の何が滞り閉塞を生んでいるかに合わせ漢方を合わせていきます。

 

物質として閉塞しているので、気ではないでしょう。血・水が基本です。

 

ですが、物質的な詰まりは西洋的に物理的手術による解決がベストな場合もあります。

 

非閉塞性の場合は本当に全く生産されていない場合と数える程度は生産されている場合があり、先天的な場合が多いので腎精を補うことを主体とし、また後天的な例ではおたふく風邪などがありますが、そういった精巣炎などが原因であればその炎を落ち着かせるものをお出しします。

 

ですが、現実的にはそれらの処方で数が増えるとはいえ、0~数える程度の数が数万~数億になることはほぼ無理なため、数える程度の精子であってもTESEやMESAで一つずつ大事に取って顕微授精させることをお勧めします。

 

昨日書いたダイアモンド✡ユカイさんが良い例です。



 

また造精機能障害の他の原因としては精索静脈瘤もあります。

 

字のままですが、精巣に静脈溜まりがあり、熱などの悪いものが抜けきらず、精子の質を低くしてしまう症状です。

 

誰が見てもわかる血流悪化なので、駆瘀血剤を中心に漢方を組んでいきます。

 

 

 

この流れで自然妊娠のタイミングなどに対してのアドバイスを書いてましたが、かなりかなり長文となったので、男性不妊の状態としては書ききれたように思うので、ここで今日は止めておきます。

 

 

 

妊活に関しての最大の矛盾は、妊活自体はこれ以上ないほどの崇高な行為だと思いますが、それがストレスとなってしまい、自分の心身を傷めてしまうことにあります。

 

気持ち良く妊活できると、その矛盾はなくなりますが、気付かず矛盾を抱えたまま妊活している人の何たる多いことか。

 

あなたが必要としているのは”気持ちの良い妊活”かもしれません。

 

妊活中の皆がそういう奇跡的な結果ばかりではない厳しい現実で

 

特にネットを見ているとそういう例ばかり目立ってしまいますが

 

この記事やブログを読んだことや、このブログを通してこちらにコンタクトを取ったことが、

 

新しい命の誕生と繋がるために尽力致します。

 

過去に思いを伝えられなくて

 

行動できなくて後悔している経験があるなら、

 

今のその踏み出せない一歩が未来の後悔とならないように。

 

その一歩を未来のあなたの赤ちゃんは待っているのかもしれません。

 

あなたのその一歩をお待ちしております。

 

一緒に未来のあなたと天使の笑顔へ歩んでいきましょう。

 

 

心はいつもあなたの隣に。

 

青森県青森市 完全予約制(電話相談・メール相談可)の

漢方相談薬局 平成堂薬局 櫻井 大輔

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