インフォメーション

2019-05-29 11:37:00

今日の症例は、人工授精で陰性が続いたために妊活に疲れてしまい、漢方相談に来られたTさんです。

 

薬局に通う中でも、クリニックや夫や薬局や友達や色々なところに不満を抱えながら相談していき、妊活自体の卒業も考えられる時があったTさん。

 

結果としては今は1児の母となり、現在2人目を妊活中ですが、漢方症例と共に、妊活中の皆さんに伝えたいこともありますので、症例後に書いていきます。

Tさんの来局

初来局時のTさんは顔色が白く、ややふっくらしながらもやつれており、目や声に力がなかったのが印象的です。

 

元々はもっと元気であったのが、妊活に疲れて消耗してしまったのか、元々虚弱だったのか。

 

そういった過去の経緯は推測によるところですが、

 

「自分の子供を諦めた訳ではないけど、疲れてしまった。また妊活できるように、心身の回復をお願いしたい」

 

とのことで漢方相談が始まりました。

 

 

Tさんの訴え・身体の状態

舌を見るととても小さく、舌苔はあまり無い。

 

でも舌が小さいのに舌淵に歯形がついており、陰虚と水毒が共存している矛盾。

 

舌色も淡色で、脈も力弱く、しかし鼓動は早い。

 

血液検査では貧血、甲状腺機能低下、ホルモン値もP4が低い。

 

基礎体温(BBT)は低温期の日数が長め(20日ほど)で高温期が短め(11日ほど)。

 

また高温期・低温期ともに全体的に低体温(36.1~36.6℃)。

 

低温期の時は0.2~0.3℃幅の波状があり、高温期への切り替わりが階段状で遅い。

 

経血は量は普通で色が淡紅色という、紅色ではあるけども水が混ざったように薄まっている色。

 

月経前には胸の張り、むくみ、頭痛、気だるさ、イライラ、便秘、発熱気味にのぼせるなどが見られ

 

月経時は下腹部が重痛でシクシク痛みが3日続く、めまい、むくみ、冷え、下痢、疲労がピークなどが見られました。

 

また常時オリモノは多めで、ピーク時はさらに多くなる。

 

普段の体調面は夫の両親と接する機会があるとストレスを感じ、キリキリした胃痛が生じたり、雨天時に身体全体が重くなるなどの不定愁訴もありました。

 

 

Tさんの体質分析

ストレス時の胃痛や、基礎体温の波状、月経前の胸張、頭痛、便秘、発熱、イライラなどから、気鬱症状も見られますが、それは一時的。

 

時に自律神経が高ぶる状況になるとその影響を受けやすいだけで、根本は気血の虚&腎陽虚による水滞が原因でコウノトリが遠ざかってしまっている状態。

 

気鬱症状が起こるのは”太過(過剰)”と”不及(不足)”でいうところの”不及”により、肝の疏泄作用が十分に働かず、伸びやかな気の動きができないことにより生じていると考えられます。

 

 

さらなる問題点

身体については気血不足(脾)腎陽虚による水滞を処置していくことで妊娠力を高めることに問題はないのですが、

 

生まれつきの問題で、心の許容量が小さい傾向にある体質でしたので、こちらは丁寧にカウンセリングすることで負担を減らすしかありません。

 

上でも書いたように、小さいことでも常に愚痴を吐いており、こちらに対しても心から思って接していても、恩を仇で返すように文句を言われたこともあります。


しかし、身体の虚を補い、時にストレスが強い場合にはその時に合わせ緩和することと、水毒を取ることなどをしていくと、生理前の不調や、生理中の不調も改善し、またストレスからの胃痛もなくなり日常的な身体の疲労感や心の余裕を取り戻し妊娠力を高めていくことができました

 

 

 

妊活再開、しかし・・・

そうこうしながら、体調面は漢方で回復していきましたので、また妊活を再開したい、となりました。

 

始めはクリニックで良い思いをしていなかったため、クリニックへの通院がトラウマらしく、クリニックには通わず漢方とこちらのタイミング指導のみでの妊活を始めました。

 

しかし、ここで新たな問題が生じます。

 

旦那さんがタイミングなどのプレッシャーがかかると、できなくなってしまうようになってしまいました。

 

本来であれば旦那さんも含めご相談いただけることで改善できることもありますが、旦那さんはとても忙しいとのことで、結局お会いすることはありませんでした。

 

夫はプレッシャーでできない、Tさんはせっかく状態が良くなったのに、可能性すらないことで月経を迎えることがストレスになります。

 

そして夫婦仲にも問題を生じたりと、家族の幸せへの妊活が、妊活によって家族が綻ぶほどに発展していきました。

 

 

体外受精を始める

こちらとしてはこれ以上同じことをしていてもどうしようもないので、人工授精や体外受精に切り替えることで夫への負担を減らしてはどうか、と提案しました。

 

可能性すらない状態が続くのは嫌だったらしく、トラウマもあるようでしたが、自分の子供のために、クリニックに行く決心をしてくれました。

 

しかしTさんは人工授精は来局前に数回して上手くいく気がしなかったため、せっかく身体の状態が漢方で整ったことと、時間を大事に使いたい気持ちから、いきなり体外受精にステップアップする形となりました。

 

夫は事前に射精した精子を持参する形になったことで、プレッシャー面を解消でき、夫婦として前に進みました。

 

 

初めての採卵

Tさんは来局前から多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)で排卵しにくかったり、卵巣や卵管に水が溜まるなどもありましたが、ややその傾向は残っていたらしいですが、漢方服用を続けることでそれらの問題は負担とならず、採卵することができました。

 

状態は改善傾向にあったものの、PCOSですので、卵巣への高刺激は避け、低刺激での採卵方法で4AB、5BB、4BC、4BCの四つを採卵できました。

 

ちなみに旦那さんの精子の状態はなかなかに良くなかったです。数・質ともに。

 

でも、やっとTさん夫妻の精子と卵子が出会うことができました!

 

 

そして妊娠へ・・・

4ABの胚盤胞を戻すことで約50%ほどの妊娠率がある状態でした。

 

ですが、HCG値が16と、少し上がったことから着床までは頑張ってくれたのですが、それからは続きませんでした。

 

でも、今まで全くの陰性ばかりだったのが、初めて着床にまで進歩しました!

 

何にせよ、その進歩を、赤ちゃんを抱きしめられる確実な歩みとしていきたいので次こそは!の5BB。

 

無事着床しました。

 

妊娠中は体内の子供にエネルギーを吸われて、妊娠初期にはつわり、妊娠後期にはむくみ症状が出ていたので、それぞれの状態に合わせ漢方によって緩和するなど、随時対応することはあったものの、基本的には何の問題もなく無事出産!

 

 

後日談

この人は自分の経験の中でもわりと始めの方の子宝相談だったため、始めの頃は漢方のみで妊娠力を最大にできるなどを思っていたりもしましたが、心の対応も必要だと気づかされた、とても大きい経験となりました。

 

私の大きな成長にも繋がったことと、Tさんの産後の母としての笑顔と赤ちゃんの笑顔を見られたことには感謝以外の言葉はありません。

 

感謝

 

このように、夫婦の状態によっては体外受精などの併用もこちらから提案することもありますし、妊活の全体的なアドバイスはしますが、決めるのは夫婦です。

 

しかし第三者がいないと見えてこない選択肢もあったり、身体を整えることだけが赤ちゃんへの歩みではない例でした。

 

また、明日は、この例の裏話を交えた妊活の人へのメッセージを書いていきます。

 

 

 

ここまでお読みいただいたご縁は、そこからアクションを起こさなければそのままで終わってしまいます。

 

この奇跡の出会いを、あなたの妊活に携わる奇跡として成就するために、気軽なお問い合わせの窓口として、LINEアカウントを作成しました。

 

これ↓をタップ(クリック)orQRコードを読むことで友達登録できます。

 Line-QR.jpg   

ぜひ、お気軽にご登録ください。

 

ご登録いただいたあなたの行動を無駄にせず、あなたの幸せの一助となるように努めさせていただきます。

 

 

クリックしていただいた方には日々感謝です。

 

心はいつもあなたの隣に。

 

青森県青森市 完全予約制(電話相談・メール相談可)の

漢方相談・妊活応援 平成堂薬局 櫻井 大輔   
〒038-0022 青森県青森市浪館泉川22-1

HPへの問い合わせ→ダウンロード (1).png 

 

 

直接店舗へ電話 →  ダウンロード (2).png