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2019-08-10 12:50:00

前回(甲状腺ホルモンと妊活

の続きです。

 

 

東洋医学的な甲状腺機能低下症の考え方

甲状腺機能低下は、新陳代謝不活性状態ですので、症状としては疲労感・倦怠感・臓器の機能低下・卵子や胎児の発育不良・低体温などを引き起こします。
これらの症状のみを見た場合の改善法は、基本的には”気虚”や”気血両虚”などを考えるのが一般的だと思います。
方剤でいくと補中益気湯十全大補湯人参養栄湯というところでしょうか。
大きく括ると、身体全体の状態も”気虚”、甲状腺機能が低下しているということも部分的な”気虚”ですが
”気虚”の中にも脾気虚肝気虚肺気虚心気虚、腎陽虚など、特定の部位の虚が全体の虚のカギとなっていることがあり、
この場合はまさに甲状腺の機能低下、あるいは下垂体の機能低下がそれらの根元にあります。
甲状腺での代謝調節機能は、木でいうと”根”に相当すると考えられ、”根”が弱いために木全体の葉っぱに影響が出ています
そんな時、全体の葉が乾燥しているからといって、葉っぱ一つ一つに水をかけても、表面的に潤うだけで本来の生き生きとした葉っぱには戻りません。
そんな時はもちろん土(根)に水を与えますよね。
漢方での治療も同じで、食欲低下という脾気の低下、消化不良・胃もたれという胃気の低下が見られても、それらは葉っぱの症状でしかないです。
そこで根となる甲状腺機能を高めるには脾と腎の気(陽)を補っていき、甲状腺機能を回復させていきます。
また、単純な機能低下ではなく、下垂体や甲状腺に溜まる疲労や老廃物、つまり酸化ストレスが原因の場合には
抗酸化剤との併用や、その根源である気滞瘀血湿痰という邪を見極め、それを除去することで負担を取り除きます。
甲状腺の元気がないなら甲状腺に元気を与え甲状腺の活動を邪魔するものがあるならそれを取ってあげる
シンプルです。
また、甲状腺は水(三焦リンパ)の領域が主な活動現場であるため、甲状腺を邪魔する主なものは湿痰であることが多いです。
湿痰はわかりやすくいうと水毒です。
実際に今まで妊活を含め甲状腺に問題があった方のほとんどが水毒体質でした。


東洋医学的な甲状腺機能亢進の捉え方

甲状腺ホルモン過多は、リンパ球が甲状腺細胞TSH受容体に対する自己抗体を産生してしまい、またその自己抗体が甲状腺の受容体と反応することでT4、T3の産生を促します
本来T4、T3を調節するTSHはネガティブフィードバックにより低い値なのですが、この自己抗体が甲状腺を刺激することによりT4、T3は出続けてしまいます
すると代謝が亢進してしまい、つまりエンジン全開状態なので、身体がすぐにバテてしまったり、流産リスクを高めてしまいます
この状態に対しては、機能亢進という症状に合わせ、機能を落ち着かせる滋陰剤、降火剤なども使いますが、それらは葉っぱに対してです。
大本は自己免疫異常にあるため、自己免疫異常を起こしている原因(根)を体質を見極めて処置していきます。
例えば生まれつきであれば、腎を陰・陽・精レベルで異常を助けることで、
また後天的に邪が免疫に負担をかけているのであれば邪を取ることで正常化していきます。
ここでもやはり水毒(湿痰)が絡むことが多いです。

東洋医学的な甲状腺炎

実質的な機能亢進や機能低下などには至っていず、部分的な炎症を起こしているだけの状態なので、炎症の原因である酸化ストレスを取り除いていきます。
それも甲状腺という場ということで、また水毒(湿痰)が主で、気滞や気虚、血瘀などが絡んできます。
舌や脈などから状態を把握し、そのレベルに合った漢方薬をお出しすることで、炎を落ち着かせていきます。

また、漢方での治療西洋医学での治療でのズレとしてヨウ素(I)の捉え方があります。

 

甲状腺ホルモンをT4、T3などと書いていますが、これらの素材にはヨウ素(I)が大きく関わります

現代的には甲状腺ホルモンの原料となるヨウ素(I)が多く含まれる食材である昆布などの海藻類は今の科学をベースとした考えでは摂取過剰すると甲状腺に負担をかけてしまうため、甲状腺機能異常者・甲状腺の腫れがある方には食べ過ぎ注意食材となっています。

 

ですが、漢方薬での海藻類の役割は”軟堅散結”といい、堅く結ばれたものを軟らかくし散じる働きがあります。

 

そしてそれは特に甲状腺で邪が堅く結ばれた状態である甲状腺腫に使われることが多いのです。

 

西洋では海藻は食べ過ぎダメ

 

東洋では治療のために海藻を使う

 

ここに関しては、今はまだ解明できていないところでもあるので、自分の臨床の中で答えを掴んでいきます

 

何にせよ、どんな食べ物も食べ過ぎ、食べなさすぎは良くないので、節度を持ってバランスの良い食事を心がけましょう

以上の考えを元に、私は甲状腺を漢方で緩和していきます。

 

ですが、甲状腺の問題に関しては現実的には昨日書いた西洋薬でのリスクは少なく、西洋薬のみでも完治の可能性もあるため、治療者からするとそちらの方が楽かもしれません

 

「なんでも東洋医学!」ではなく、両方のメリットデメリットをしっかりと知っているからこそ、

 

実際に治療される方のためになるアドバイスをさせていただきます。

 

甲状腺の問題に関しても西洋的な治療が合わない方も一定数いることは事実なので、東洋医学からのアプローチも怠りません

 

いつも私の至らない長文を読んでくれたあなたに感謝です。

 

また、このブログを読んでいただいた出逢いが

 

あなたの妊活を少しでも明るいものとし

 

また赤ちゃんとの出逢いへと繋がることを願っています。

 

私の言葉が心に届き、ブログ以上に私の力が必要でしたら、是非ご連絡ください。

 

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