妊活の知恵倉庫
2019-10-11 18:15:00
の続きです。
妊娠週数の補足
妊娠の経過日数を示す表現で〇週目や〇w〇dなどについての説明が抜けていたので補足します。
これは最終月経初日を0w0d(0週目)として計算していきます。
例えば、月経周期が28日の人は、月経予定日にすでに4w0d(4週目突入)ということです。
前回、妊娠超初期での色々な症状について書きましたが、着床してからは間もない期間であり、
つまりフライング検査してもまだ陽性かどうかもわからない期間ですので、
よほど敏感な体質でないと感じにくい症状ばかりであり、気持ちがそう感じさせている部分が大きく、
実際妊娠してから気になってくる症状は4w以降の妊娠初期からとなる方が多いと思われます。
補足終わり。
妊娠初期前半(4週目~8週目)
この頃になるとまず月経が来ない為に妊娠検査薬を使用すると思います。
待ちきれない気持ちもわかりますが、フライング検査しても結果も正確にはわからず、焦りを解消するための行動がむしろ焦りを強めてしまいます。
妊娠したらこれから1年弱の期待と不安と戦う長期戦になるので、
初めのうちは焦りすぎず、”やるべき時にやる”心の余裕を持つよう心がけましょう。
妊娠初期を過ぎた期間のことを一般に『安定期』などと言われます。
これは医学的な言葉ではありませんが、一般に流産率がグッと下がる時期を指し、
逆にその前の妊娠初期は母子ともに特に不安定な時期であるということです。
その為、妊婦の定期検診は通常時が4週間ごとですが、妊娠初期は2週間ごとで、
胎嚢や心拍、大きさなどの成長状況をしっかりと見ていきます。
病院でのエコー検査では、5~6週目ほどで胎嚢が確認できるほどとなり、6~7週目ほどで心拍確認が出来てきます。
またこの心拍確認をもって、医学的に”命の誕生”と認められます。
(この週数と確認時期には個人差がある場合もあり、それは成長が遅いなどではなく、最終月経日に対しての排卵期が遅れているなどの差が現れる場合があります)
心拍が確認できる頃には他の各臓器や目や手足などの各器官の形成が始まり、
7wほどで座高約1cm体重約5gほどに成長し
8wでは手の指もしっかりと別れ、小さいものの基本的な身体の構造は出来上がってきます。
お母さんの身体への影響は4~6wでの赤ちゃんの発育環境を広げるために下腹部で張りを感じやすい状態は続きます。
張り症状の流産に関わるレベルかどうかの基準点は、月経前の時に張る感覚以内であればそれほど問題なく、
月経前の腹張よりも強い張りのようなら場合によっては流産の危険性が上がっているので、
医師に診てもらうと良いでしょう。
悪阻(ツワリ)
いわゆる妊娠したら出る症状第一位の”ツワリ”。
早ければ4週目頃から少しずつツワリ症状が出始め、吐き気や食欲の減退、胸やけ、嘔吐、味覚・嗅覚の変化などが強く表れ始めます。
一口にツワリといっても、少しでも食べたり飲んだりするだけでも嘔吐してしまう人もいれば、
空腹時に気持ち悪くなり、食べることで楽になる人もいます。
ほとんどが妊娠初期に強く見られ、妊娠中期(16w~)となる頃には改善する人が多いですが
個人差も大きい症状で、出産するまで強いツワリ症状が続く場合もあります。
そうかと思えば、全く症状が出ない人もいます。
妊娠初期は「お腹にいる新しい命の成長のために食事もしっかりと摂らないといけない」と思い、
ツワリ症状があるのに無理をして食事をする人がいます。
初期の胎児は数g~数十g程であり、今まで蓄えてきた栄養だけでも十分育つ力があることと、
ツワリ症状が出る方の傾向としては、身体に汚れがあり、食事を摂ることでそれが増してしまい
赤ちゃんに影響しかねない場合、これ以上汚れを溜めない為に身体の防衛機能としてツワリが出るともいわれています。
気持ち悪いのであれば無理に3食にこだわらず、1度の食事量を少なめにし、1日2食や4~5食に分けて食べることも一つの方法です。
お肉などの匂いがきつく感じるなどの特定のものが受け付けなくなるなら
自分の身体の反応に合わせ、サッパリしたものが食べたいならサッパリしているものを食べるなど、
自分が欲しているものを食べると良いと思います。
ツワリの出やすい妊娠初期は、身体と心への負担が強いため、
妊娠できた自分を褒めてあげて、食事に関してはノンストレスで気楽に構えましょう。
そうはいっても食事自体が全く受け付けず、妊娠してから体重が落ちる人もいます。
1~2kgくらいは減っても胎児への影響はありませんが、
3kg以上、特に5kg以上妊娠前より減ってしまうとさすがに栄養が少なくなってしまうため、
その場合は病院で点滴などの方法により口を通さず栄養補給してツワリを乗り切る方法もあります。
もちろん漢方もその方に合ったツワリに対応したお薬をお出ししますし、そのおかげで楽になる人もいますが、
ただでさえ気分が悪いのに、漢方自体の味と匂いが受け入れがたいために飲めない人もいるので、万能というわけにはいきません。
流産予防や発育促進の漢方を出していてもやはり味や匂いの面で飲めないことも多く体験しています。
飲んだ方が良いものでも、無理に飲んで体調を崩してしまうと困るので、身体に余裕が出来てから服用するようにしましょう。
ツワリは他人と共感しにくい症状ですし、ひどいと1日中の気分悪さが数週間~数か月続くツラい症状です。
そんな時へのアドバイスは、ツワリがしんどい時は、赤ちゃんを育むために頑張っていることを実感すると良いですし、
逆にツワリ症状が出ないために、赤ちゃんが本当にお腹にいるのかと不安がる人もいますが、
お腹が大きくなるとお腹の張りや腰痛、むくみ、便秘、睡眠の質が悪くなるなどの身体への影響は続きます。
今のうちに何も症状のない妊娠中の幸せをかみしめておきましょう!
また、ツワリが落ち着くころになると、美味しい物ばかり食べていると妊娠後半で体重制限に引っかかる可能性が上がる為、
徐々に節制した食事に切り替えていくと良いでしょう。
次回は妊娠9w~のことや流産予防の漢方について書いていきます。
いつも私の至らない長文を読んでくれたあなたに感謝です。
また、このブログを読んでいただいた出逢いが
あなたの妊活を少しでも明るいものとし
また赤ちゃんとの出逢いへと繋がることを願っています。
私の言葉が心に届き、ブログ以上に私の力が必要でしたら、是非ご連絡ください。
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「いざ連絡となると・・・」と躊躇(ちゅうちょ)していませんか?
そんな時は過去に行動できなくて後悔した思いを思い出してみてください。
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