妊活の知恵倉庫

2020-01-23 19:31:00

前回

は水分代謝異常には”””””腎”が関わり、それが卵巣や子宮に影響すると妊娠力が低下することをまとめました。

 

会社でいうと”腎”が全ての水分代謝の親玉、つまり本部であり、””””は営業部・製造部のような各部署であり、脾は水分吸収部、肺は水分分配部といったところでしょう。

 

つまり人の身体も”””””腎”が働けばそれで良いわけではなく、最終的には末端が実際の働きを実行します。

 

「事件は会議室で起こってるんじゃない。現場で起きてるんだムキー

のように、末端と本部や各部署との連携が取れて初めて水分代謝は正常に働きます。

 

東洋医学では、その末端を総称して”三焦”と言い、膀胱や胃の様に””の一つと考えられています。

 

”とはいえ、体液が循環する全身の空間を指すため『三焦は名ありて形なし』と言われ、現代医学ではリンパ管やリンパ節といわれるものに近いですが、その捉え方は東洋医学と西洋医学の大きなズレがあります。

 

今回は”””””腎”に異常が無くても、末端である三焦に異常が水分代謝を狂わせることもある為、その原因についてまとめていきます。

 

三焦は受け身ではなく自らコントロールしている

血液は心臓ポンプの圧により血管内を受動的に巡りますが、体液(津液)は各部位の膜が体液の出入りや循環をコントロールして能動的に身体を巡ります

 

意味が分からないかもしれませんが、例えば怪我をした時に血はドッと出ますが、リンパ液はそれほど目立って出てきません。

 

ヒトは60%が水分というわりに、どこを怪我しても出るのは血だけで水があふれ出てこないのは不思議ではないでしょうか?

これは血液は心臓ポンプに押し出されるので、血小板の止血が働かない限りは血管の切れ目から出血し続けますが、体液はそれぞれの膜が巡りをコントロールしており、怪我した場合は切れた末端三焦が漏れ出ないように巡りをストップするように働くためです。

 

逆に、怪我した直後よりも、止血し治り始める頃やアトピーの炎症後のように患部を守る必要がある時にリンパ液が滲み出てくることもあり、不必要な時は抑えて必要な時は出るというコントロールが三焦自身の力にあることがわかります。

 

三焦と膜の関係

その体液の巡りをコントロールしているものは、各細胞内外にある門(現代医学ではチャネル)の開閉です。

その門の開閉が狂うとその部位での代謝異常が発生し、全身での門の開閉が狂えば全身のむくみとなり、卵子細胞の開閉が狂えば、卵子細胞内外の水分バランスが崩れることで卵子の質が低下します

 

膜の開閉・伸縮といえば、『膜の重要性』(←クリックで該当記事に飛びます)でまとめたように、自律神経の影響を多大に受けます。

 

その自律神経を調節しているものが””””であり、三焦12ある臓腑の中でもこの2つだけが身体の表でも裏でもない半表半裏、少陽経に属するものです。

 

つまり肝・胆と三焦は強く影響しあい、自律神経のバランスがリンパ液の働きと関係することに繋がります

 

肝・胆と三焦

肝気や胆気の不安定は自律神経の不安定と連動しますが、例えば「イライラしやすい人はカルシウム不足」などの表現もありますが、これはミネラル不足で肝気が治まっていない状態を指し、また不安な時に重鎮安神薬として竜骨や牡蠣、鉱物などを使用するなど、情緒不安定な状態にミネラル豊富な生薬を使って整えることがあります(柴胡加竜骨牡蛎湯や桂枝加竜骨牡蠣湯など)。

現代医学での細胞膜の開閉にはNaやK、Caなどの電解質(ミネラル)が大きく関わっており、これらのバランスが悪いと自律神経も乱れ、怒りや不安などの症状が出やすくなることが言われています。

 

また塩分(NaCl)の過剰はむくみや高血圧を生み、Kの過剰は脱水を生んだり、発汗によりミネラルが漏出し、ミネラル不足になった時に足の筋肉が引きつって痙攣しやすくなるように、水分代謝と自律神経とミネラルと肝・胆が密接な関係であることは、東洋医学だけでなく現代医学でも証明されている事実です。

 

もちろん、肝・胆の異常は竜骨牡蠣や鉱物などで整えるのは一例であり、ミネラルは十分に合っても膜が固く、門の開閉が上手くできない肝(胆)鬱気滞には肝気・胆気を理気する必要があります。

 

”むくみ”から臓腑弁証してみる

臓腑の影響を考えると、”””””腎””肝(胆)”それぞれの影響が三焦に現れることで卵子の質を低下させる可能性がありますが、その原因の究明と原因を解決する漢方の服用により卵子の質は回復するでしょう。

全ての判断材料は書ききれず複雑に絡み合った原因の中で判断するのは難しいですが、原因の探り方の例を書いていきます。

 

””””腎”は虚がメインであり、”肝(胆)”も胆虚、肝虚などもありますが、基本は実がメインです。

 

むくみを例とするなら、圧迫した指を離しても凹んだままの圧痕性のむくみは虚腫であり、・腎が原因であることが多いです。

 

一方で肝・胆のむくみは実腫でパンと張った非圧痕性のむくみが多いです。

 

また、は四肢を司り、腎は全身や主には下半身を司り、は顔や手などの上半身を司ります。

 

四肢全体がむくむ場合は、下半身のみがむくんだり全身がむくむなら腎、手だけ、顔だけむくむならが関わることが多いでしょう。

 

さらに、運動により取れるむくみは、小便により取れるむくみ腎によるもの、ストレスが強い時にむくむ場合はによるものでしょう。

 

また身体では感じていなくても舌がむくんでいることもあります

 

舌のむくみは舌の大きさ・厚さなどもそうですが、一般には歯痕で判断します。

 

なぜか一般的な舌診方法に書いてある歯痕は虚腫と捉えた”脾虚湿盛”のみを指すことが多いです。

 

ですが実際には、”気滞水滞”が原因の歯痕、つまり実腫であることも多く、むしろ臨床ではそちらの方が多いです。

 

(余談:漢方医、漢方薬剤師の8割は表面だけの勉強不足であることが多いですが、本に書いてあることだけを信じて臨床に活かしていない人はこの歯痕=脾虚湿盛のみと取ることが多いので、勉強している漢方家かどうかを判断する際に良い素材だと思います。)

歯痕の状態がフニャフニャと力なく白抜けた色合いであれば”脾虚湿盛”、ギザギザと力強い痕で舌肉も張りがあり、舌淵の色が赤味や暗色だと”気滞水滞”という見分けも出来ます。

 

例えば↑の歯痕画像は虚腫でなく歯形の付き方が強く気滞が読み取れます(苔も顆粒状で苔からも気滞が読み取れます)。

 

また、脈診でも同じような考えで、柔らかい軟脈や緩脈であれば””、脈形が丸みを感じやすい滑脈や少し張りを伴った弦脈であれば””脈と受け取ります。

 

これだけ書いても、数えきれないほどある症状の中のたった一つの症状”むくみ”だけでもこれほどに色々考えて考察します。

 

しかも相談は妊活であり、妊娠力を高める上でそのむくみの考察は妊娠力UPに繋がるのかどうかも考える必要があります

 

何気ない相談の中で関係なさそうな症状を掘り下げて聞いているのには意味があり、時にそれが妊活と関係ないとわかると意味のないものでもあります。

 

そうしてあなたに合った漢方を日々クリエイトしているのです・・・

三焦の体液循環不良の大きな原因はもう一つある為、次回はそれをまとめていきます。

 

 

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