妊活の知恵倉庫
「不妊の原因の半分は男性側にある」と言われます。
その言葉に隠された”真実”を暴こうと思います。
確かに『精子の問題』と『卵子の問題』、『子宮内膜の問題』のように、妊娠する為のポイントのみを取り出した場合、精子に問題がある割合は24%+24%=48%とほぼ半分の割合であることに間違いはないでしょう。
しかしこの数値はWHO(世界保健機構)によるもので、その前提条件は『避妊しない性行為によって少なくとも12ヶ月経過しても妊娠にいたらない場合』の不妊原因率です。
この前提である”避妊しない性行為”を正常に出来ているカップルはどれだけいるでしょうか?
日本はこの前提条件の時点で圧倒的ビハインド
ここで世界と日本の性交回数を比較してみましょう。
日本の性交回数は48回/年であり、世界平均は103回/年です。(ちなみにトップのギリシャは164回/日)
グラフを見ることからわかるように、日本は明らかにダントツで最下位であり、世界の平均回数の半分にも満たないことが分かります。
晩婚化や独り身の増加によって性交回数が減少していると考えるかもしれませんが、子供を望む妊活中の夫婦であっても日本の平均の48回/年、つまり週1回すら満たしていないことも少なくありません。
私の相談経験では、私が妊活相談する前時点での性交回数は1周期に1~2回、または週に1回以下の夫婦が7割以上であり、年の性交回数は20回にも満たないようなカップルも多く見かけます。
ここで、先ほどのWHOの不妊条件に戻ってみましょう。
『避妊しない性行為によって少なくとも12ヶ月経過しても妊娠にいたらない場合』です。
この条件には”12ヶ月”という期間は書いていますが、回数は書いていません。
ですが、これは暗に性交回数においては世界平均を満たすことも含まれます。
その点において、日本は世界の性交回数平均の半分以下であるということ。
つまり、こと日本に限っては、不妊原因は男性のみ24%、女性のみ41%、男女両方24%は正しくなく、不妊の原因は性交回数不足の割合が多くを占めてしまっています。
しかも、性交回数不足の原因の多くは男性側にあり(後述)、冒頭の「不妊の原因の半分は男性にある」というのは間違いで、半分以上の割合で男性に原因があるとわかると思います。
性交回数減少の原因
セックスレス傾向を生んでいる原因は、男性側が忙しく時間が取れない、単身赴任で物理的に無理、疲れて性交するどころではない、タイミングの日と意識すると勃起や射精に問題が生じるなどの、男性側の問題がザクザク出てきます。
「疲れているから寝たい」 「嫌なことは酒で忘れたい」 「性欲が湧かない」
相談にのっていると、これらのような声をよく聞きます。
つまり、他国や過去の日本の肉食系男子であれば性欲>>>疲労・睡眠であったものが、疲労・睡眠>性欲
となってしまっているのが今の日本の男たちです。
性欲の減少は何も気持ちの問題だけではありません。
実際に昔と今の精子数を比べると、総精子数はたった40年間で59.3%も減少しているという結果が出ました。
40年といえばたった1~2世代の違いです。
自分の父や祖父と比べて半分以上の精子が失われているというのはかなり衝撃的な結果ではないでしょうか。
精子数は激減、性欲も減退。そしてセックス回数も減り・・・
男性の性欲減退の原因と対策
「疲れ>性欲」ですので、疲労が原因の一つではあるでしょう。
それに対して医療現場では”補中益気湯”を出すことが多いようです。
気を補って疲労を取り去り性欲を高めるとても良い漢方薬です。
本当に”気不足”で性欲が減っているならこれで効くこともあるでしょうが、ほとんどの男性の性欲減退原因は気不足ではない為、効かないことが多いでしょう。
もう一つは、腎の低下=性欲の低下であるため、腎を鼓舞させる”八味地黄丸(八味丸)”を出されることも多いでしょう。
腎=生殖機能は男性にも当てはまりますので、これも時に効果は示しますが、水毒体質の人には八味丸の地黄が負担になったり、附子が陽気を巡らせすぎて生殖機能を守らないことにもなりかねません。
男性不妊専門の医療機関であっても男性に出す薬といえばこの2つばかり見かけますが、実際に性欲や精子の質を高める上では身体の疲労ではなく、頭の疲労を取る”抗酸化物質”や気を巡らせる疎肝理気剤、また補腎薬は補腎薬でも、陽気を走らせるのでなく、真陽を補う鹿茸や海馬、海狗腎などを含む方剤が良いでしょう。
疎肝理気剤は保険適応の漢方でもありますが、抗酸化剤や補真陽剤は保険適応外のものしかなく、それだけに効果はしっかりとあるでしょう。
例えばマムシ!スッポン!などのような滋養強壮ドリンクはそれらの真陽を多く含み、1本で高価なのにも関わらずリピート客が多いことからも効果は実証済みです。
ですが、毎日そんなものを飲むわけにはいかないので、日々の中で腎を補うものをその人に合わせて飲むと、性欲や精子力は昔の力を取り戻すでしょう。
母は強し!そして未来の母になる為に妊活しているプレママも強し!
若い世代は”草食男子”などと言われるように、恋愛や性に対しての関心が薄れ、つまり性欲が減退傾向にあることも性交への意識を減らしてしまっています。
このままでは、より一層の性交回数・精子数の減少を生む未来しか見えません。
一方、女性側は仕事に家事に両立する時代になっても、疲労を理由に夫婦の営みを見送ることは少ない傾向にあり、
また男性が嫌がる病院に行って色々検査してもらうことも進んで行っています。
好きで病院に行く人はいませんし、女性だって悪い検査結果を知りたくないという気持ちは一緒。
でも自分達の未来のために、頑張っているんです。
妊活していると、妊娠できないことで自分を責め、また周りからもプレッシャーを感じることもあるでしょう。
頑張っていても誰も褒めてくれないでしょう。
ですが、私はその努力を知っています。
完璧な妊活じゃなくても、常に妊活が頭から離れない苦しい中を過ごし、少しでも良いことをしているあなたは素晴らしい。
私は今妊活中の、また途中で諦めたとしても、今まで妊活に励んでいたプレママ達に最大級の賛辞を贈りたいと思います。
子宝漢方相談中の方も、漢方が好きで飲んでいる訳じゃないでしょう。
少しでも妊娠する可能性を高められるならという思いがその行動を生んでいます。
一家の大黒柱は子供ができてから?否!
性欲減退や勃起不全などは、精神的な負担も関わる為、プレッシャーをかけられすぎると悪循環になってしまいますが、それを盾にするだけで良いでしょうか?
排卵日付近でセックスしないと思うとプレッシャーが・・・と思うかもしれませんが、お腹の中に命が芽生えているかどうかをずっと考え、その結果生理が来てしまうなどの苦しみに比べたら小さいものです。
そんな苦しい気持ちを克服するために不妊治療や子宝カウンセリング、漢方を飲んでいるんです。
男性側はどうしてそれをしないのか。
子供が生まれてから大黒柱になるのですか?
生まれる前から、家族を育み、守るために行動すべきではないでしょうか。
協力的な男性もいますが、それでもどう協力して良いかわからないという人も多いです。
プレッシャーとの付き合い方が分からない。
妊活中の妻をどう支えてよいかわからない。
自分の気持ちだけではどうもできていない。
自分で選んだサプリメントで自己完結する方もいますが、自分を納得させるための行動が、本当に家族の為の行動なのかわからない。
そんな時はご相談ください。
男性はプライドが高く、プレッシャーに弱いのは承知しております。
だから男性側は何もしなくていいわけではなく、男性だからできる身体作り、また妊活する妻を支える気持ち作りをするために、男性も子宝漢方相談をおススメします。
でもこれをお読みいただいているのはほとんどが女性です。
男性がレスの原因である場合、女性ができることは”責めること”ではありません。
互いの粗を探しあうことはプラスになりません。
互いを高めあうことでプラスになるのです。
つまり、”誘導すること”です。
言葉でいくら誘導しても上手くいかない場合は、ホルモンを刺激して性欲を掻き立てることです。
その方法は”匂い”。
きつすぎる匂いは逆効果ですが、うっすらと夫の好きな匂いを纏うことで、キッカケを作ることも出来るでしょう。
また、夫婦ともに互いを認め合い、努力を認め合うことができたなら、そこに愛の結晶が生じる可能性は増えるでしょう。
私の拙いブログを読んでくれた
あなたに感謝です。
また、このブログを読んでいただいた
出逢いが
あなたの妊活を少しでも明るいものとし
また赤ちゃんとの出逢いへと繋がることを
願っています。
私の言葉が心に届き、ブログ以上に私の力が必要と感じましたら、是非ご連絡ください。
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「いざ連絡となると・・・」と躊躇(ちゅうちょ)していませんか?
そんな時は過去に行動できなくて後悔した思いを思い出してみてください。
その躊躇が、数年後の未来の後悔になってしまうかもしれません。
しかもその後悔は命の誕生に関わるもので、あなたの人生に関わる後悔となってしまいます。
そうならないために、自分から一歩踏み出して変わる時は”今”ではないでしょうか。
未来の赤ちゃんもあなたのその一歩(たった一つの行動)を待っているかもしれません。
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