妊活の知恵倉庫

2020-02-13 19:24:00

(この記事は約6分で読めますが、中医の専門用語が多く、少し難しい内容となっています)

 

前回

 

 

前々回

 

前々々回

に続き、望診の最後の”望舌”、つまり舌診についてまとめていきます。

 

よりわかりやすく、舌の写真を多用しており、見た目から気分を害する可能性もある為、それを理解した上でお読みください。

 

特に食事前はお控えいただくことをお勧めします(という私は食事前にまとめていますが真顔

 

⑦望舌

 

舌診は弁証論治(漢方による体質の見極めと処方決定)において必要不可欠なものです。

 

個人的には舌だけで体質を見極める時もありますし、一番多くの情報を受け取るものが舌診です。

 

来局のご相談の際はもちろん、電話での子宝相談の際でも必ず舌のお写真を送ってもらうのはその為です。(写真で送ってもらうと実際の目で見るより色が修正されたものが多いのが難点ですが・・・)

まず、舌は大きく3つの情報に分かれます。

 

一つは表側の舌肉の状態、もう一つは舌裏の状態、そして最後に舌表面に付いている舌苔の状態を見極めていきます。

 

まず1つ目の舌肉の状態からは『舌色』『舌形』『舌態』、そして『舌神』から身体の情報を読み取っていきます。

 

舌色

 

色は『淡白』『紅』『淡紅』『絳(こう)』『青』『紫』があります。

 

基本的に舌の赤味は血の赤味を反映しているため、舌の色から血の充血度を読み取ることができます

 

淡白舌・・・血が薄い状態から淡い色となる為、気虚・血虚・気血両虚・寒証のいずれかとなります。

 

紅舌・・・血が充血、つまり熱証を示します。後に書く舌先乳頭の突出度合いや苔の多・少、舌表面の乾燥や裂紋と合わせることで虚熱、実熱などを読み取ります。

 

淡紅舌・・・淡白舌(虚血)と紅舌(充血)の中間であり、理想的な舌の色合いです。

 

絳舌・・・紅舌より色が濃い深紅色です。紅舌よりも熱邪が久しく深い、つまり紅舌の熱邪が重症化した状態です。

 

紫舌・・・紫色自体は瘀血、つまり血の強い滞りを示す色だが、絳紫(赤紫色)は熱邪により血の陰(潤い)を消耗している状態(熱盛傷津)であり、淡紫色は血虚血瘀や寒凝血瘀を示します。舌全体でなくある一定範囲の紫色は”瘀斑”、紫~暗色の点は”瘀点”と言い、どちらも血瘀を示します。

 

青舌・・・紫舌から全く赤味が無くなった状態で、舌淵のみの青色は血瘀、舌全体が青色の場合は『寒邪直中』という実寒邪が身体の内側にダイレクトに響いている状態を示します。

 

舌色から読み取れる情報は以上ですが、色にムラがある場合はその各場所でより臓腑弁証の参考としていきます。

 

舌の部位と五臓六腑の関係

 

舌の中での五臓の位置は舌先が心・肺(上焦)、舌中央は脾・胃、両舌淵は肝・胆、舌奥が腎の状態を示します。

これは教科書的には問題ありませんが、私は臨床を通してみると舌先は心経と小腸経の問題が多く、あまり肺経は参考にならないと考えています。

 

「舌は心の苗たり」と言われ心は舌に開竅し、舌自体は消化器官の始まりであるため脾胃との関連も強く舌奥は腎が司り、また肝・胆の緊張は舌淵に影響しやすい為、舌と肝・胆脾・胃、腎などの関係は強いと考えられますが、肺との関係はあまり強くなく、自分も臨床経験の中で関連付けを感じたことはあまりありません。

 

しいて言うなら、肺経の裏の腑である大腸経の寒熱との関係性はあるかな、くらいですね。

 

そして、舌色も理想は全体の色が均一の淡紅色ですが、実際は舌先の赤味が全体よりも強めに見られることが多いです。

 

人の身体も上半身や頭の方が暑く、足元は冷えやすい(上熱下寒)ように「心は陽」「腎は陰」の関係を示すようなややグラデーション色でもそれほど問題ではありません。

舌形

 

形には『』『(どん)』『胖大(はんだい)』『痩薄(そうはく)』『芒刺(ぼうし)』『裂紋(れつもん)』『光滑(こうかつ)』『歯痕(しこん)』などの状態を見ていきます。

 

老舌・・・舌質が象の皮膚のようにキメが粗く硬い状態実証、つまり気・血・水・精・陽など様々な身体を巡るべきものが巡りにくいために固く粗い質となっています。どんどん固くなり、潤いも無くなっていく傾向にあります。強い実証ではありますが、同時に陰虚も進んでいきます。鉄板舌とも言い、嫰舌と真逆に位置します。

 

嫰舌・・・舌質のキメが細かく潤いがある状態。生まれたての赤ちゃんの舌はキメが細かく、まさに嫰舌。きめが細かい状態は理想的。豆腐の様にフニャフニャと柔らかすぎる状態は嬌嫰(きょうどん)といい、虚証を示します。

 

胖大舌・・・舌形が大きくなり、腫れぼったい状態脾虚による水湿痰飲、つまり虚による水毒と言われますが、実際は気滞による水滞、つまり実による水毒の方が多いです。見分け方としては大きい舌でも舌質が柔らかく淡白色であれば脾虚湿痰、舌質が風船のように張っていて舌色が通常以上であれば気滞湿痰です。

 

痩薄舌・・・舌形が痩せて小さい・薄い・細い状態陰陽両虚、または津液不足を示します。舌に淡さがあったり、症状に気血両虚症状など見られることもありますが、まずは陰陽の器を広げる必要があります

 

芒刺・・・舌表面がトゲトゲしている状態(糸状乳頭突出)です。邪熱亢盛、つまり熱の勢いが強い状態を示します。人は心に熱が溜まりやすいため、舌先乳頭に突出傾向が臨床上多く見られます。

 

裂紋・・・舌表面に見られる亀裂です。舌肉の痩せやシワを示すため、陰虚を意味します。亀裂の割れる深さ位置などによって脾陰虚、腎陰虚などの各臓腑の陰を意識してみていきます。あるのが当たり前に感じている人もいますが、これが無い状態が理想的です。(数十年に渡り出来た溝が埋まることは難しいですが、深さが緩和することはあります)裂紋=陰虚と言われますが、舌質が軟らかい気虚がメインであることもあります。

 

光滑舌・・・鏡面舌とも言われ、苔が無く潤いが多いために鏡の様にツルツルとした状態です。一般には陰虚を示しますが、裂紋による陰虚よりは浅い陰虚に位置します。舌色が淡ければ気陰両虚、赤味があれば陰虚火旺です。全体に見られる場合もありますが、肝・胆領域の舌淵のみに見られることが多く、肝腎陰虚陽亢のケースは多いです。

 

歪斜舌・・・舌を真っすぐ出せず、斜めに偏ってしまう状態です。身体に偏りが存在し、内風状態を示します。

 

歯痕・・・舌淵に歯形がついている状態です。舌がむくんで大きくなり、舌に歯が当たってしまうために生じます。つまり胖大舌と同義ですが、これも教科書では脾虚湿痰を示すとは言うものの、個人的には気滞湿痰が圧倒的に多いと感じています。

 

 

舌態、舌神、舌裏、舌苔は次回に続きます。

 

 

ここまで読んでくれた

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