妊活の知恵倉庫
”四診”の問診、望診に続き”切診”についてのまとめです。
『切』という字から刃物か何かで診察するのか?と思いそうなものですが、切診は手で触れた感覚を重視した診断方法です。
代表的なものに”脈診”や”腹診”があり、鍼灸師の方はツボの反応を見たり、または医師が乳がんのシコリを触診したり、皮膚の状態を触って乾燥などの皮膚の性質や熱を持っているか冷えているかなどを読み取るものとなります。
脈は意識して強弱や速遅のコントロールができないように、触ることで身体の正直な情報を読み取ることができる方法です。
現代ではバイタルサインの脈診以外は薬剤師の資格のみで切診することはできない為、脈診を中心として切診をまとめていきます。
脈診
部位
部位は遍診法・三部診法・寸口診法の三種類がありますが、その中の寸口脈法は手首に位置し脈を計りやすい為、9割以上はこの方法で脈診を行います。
また、左右で五臓もそれぞれ違いますが、肺・脾・腎は水(気)に関連する臓、心・肝・腎は血に関連する臓であるため、大きな左右のくくりでは水(気)と血のバランスも見ることができます。
また、それらの各部位の中でも軽く触れた時に触れる”浮位”、少し指を押し込んで読み取る”中位”、より深く押し込んで得られる”沈位”があり、寸・関・尺と浮・中・沈のそれぞれの組み合わせの9つ×左右を読み取ることでより細かい情報を得ることができます。
昔の脈の取り方では、脈を取られている側の1呼吸を一息といい、一息の間に何回脈数があるかというところで脈速を計ったり、脈の情報を得るまでには50回の脈拍を計り、左右の脈で3~5分ほど見ると良いと言われていますが、現実には変な鼓動を感じない限りは左右共に15~20回くらいの脈拍を見て、1~2分で終わるでしょう。
脈質
正常な脈は脈拍数が60~80回/分であり、浮脈~中脈~沈脈においても偏りなく、寸・関・尺でもムラがない脈を指します。
浮でも沈でもない状態は脈が律動的な状態が読み取れ、胃の気が十分にあることを示します。
また、尺位での沈も有力で芯がある状態は有根であり、陰陽のバランスが安定している状態を示します。
一般に妊活のご相談を受けていると、尺位だけ反応が弱い(腎=生殖機能の反応が弱い)ことは多くの方に見られます。
また、その状態から漢方を飲み、生活習慣のアドバイスにより生殖器(腎)を中心に血液循環の改善、また生殖機能(腎)も力強く正常になることで、尺脈が力強くなり安定してくることは子宝相談においてよく見られることです。
浮・中・沈など以外にも、触ってわかる触感などはもっと細かい分類に分けられますので、その詳細は次回に続きます。
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