妊活の知恵倉庫

2020-06-08 19:20:00

(この記事は約6分で読めます。難解度★4)

 

生理前は便秘だったのに、生理がきた途端腹痛に襲われ、生理中は下痢が続くなんてことはありませんか?

 

女性疾患相談や子宝相談にのっていると多くの方でこの状態が見られます。

 

特に子宮内膜症がある方においては生理中の腹痛~下痢症状は強いことが多いと感じています。

今回は、そんな生理前後の下痢に焦点を当て、『身体に起こっていること』また『生理前の下痢症状が妊活にどう影響し、どう改善していくのか』をまとめていきます。

 

生理的な下痢と病理的な下痢

紛らわしくて申し訳ありませんが、この章でいう「生理反応」は月経の意味ではなく、生物体の諸症状を意味します。次の章からの「生理」は月経の意味ですのであしからず。
普通下痢といえば、ノロウイルスなどの感染症による急性胃腸炎や、お腹が急激に冷えた時脂っぽいものの食べ過ぎた時腐ったものを食べた時などに下すことがほとんどでしょう。

 

これらは同じ腹痛~下痢でも生理反応病理反応の二つに分かれます。

※生理反応は身体を守るために起こる正常な反応、病理反応は身体の異常から来る反応

 

感染症や腐ったものを口にした際の症状は、生理的な反応です。

 

悪いものが体内に入り「外に出さなければならない!」と判断した結果、下痢や嘔吐として外に吐き出されます。

 

これが正常に働かないと、知らず知らずの間に体内でウイルスや腐った食べ物が身体を蝕んでしまいます。

安易に下痢止めを飲んではいけないのはこの為です。(乳酸菌などの整腸剤は問題なし)

 

一方で、お腹が冷えた時や食べ過ぎで下すのは病理反応です。

※感染症などを外に吐き出す生理的な反応が終わった後、胃腸のバランスが乱れ、下痢が止まらない状態が続く場合は病理的な反応に移行しています。

 

漢方的な下痢の病理

自分の消化吸収量を超えてしまったり、胃腸内が冷えることで腸の水分吸収機能が落ちてしまい、便の水分量が増え、軟便~下痢になります。

 

また、腹痛を伴う場合は腸の蠕動運動が過敏に働いていることで「腹痛→下痢」症状を起こしてしまいます。

 

腹痛が見られず便の水分量が多い場合は虚の症状では脾気虚脾陽虚腎陽虚が主体、つまり胃腸の機能が落ちてしまっています

 

生理中では出血と共に気・陽気も消耗してしまうために脾気虚・脾陽虚・腎陽虚となり生理中の下痢を生みます。

脾気虚の場合は冷え症状の訴えはそれほど強くなく、舌色は淡い色ですが舌苔の潤いは普通です。

 

また基礎体温は階段型、つまり高温期への移行がスムーズでなく食後の眠気などが顕著です。

 

補中益気湯・四君子湯・参苓白朮散などで補脾気していきます。

 

脾陽虚の場合は脾気虚症状にプラスで舌苔の水分量が多く、冷え症状を強く訴えやすく、便質も水分がより多いです。

 

夏野菜や冷たいものを食べた時に下しやすい方に多く見られます。

 

理中湯や附子理中湯などで補気助陽していきます。

 

腎陽虚の場合は、高温期が短かったり低い状態や、腰のダルさ、下肢のむくみ、小便異常などが出やすくなります。

 

真武湯で腎陽を補っていきます。

 

下痢だけに視野を当てるならそうですが、普段は鹿茸海馬などの動物生薬で補腎していくと妊娠力UPにも繋がるでしょう。

もしくは生理中にむくみが強くなるように、生理前は気・血の停滞に連動して水(リンパ)の動きも停滞しやすくなります。

 

それに合わせ、腸内の水分も停滞しますが、生理が来たことで急に動き出す為、生理前は便秘だったけど生理がきた途端下痢になるなどの落差を生みます

 

この状態は湿邪が脾胃に溜まって悪さをする湿困脾胃の状態です。

 

脾気虚、脾陽虚などに似ていますが、湿困脾胃は水が多いことが原因であり、脾気虚、脾陽虚などは脾胃の水を動かす機能が低下する為に脾胃に水が溜まってしまう状態です。

 

つまり脾胃はある程度元気だけど水が多すぎて処理しきれないのが湿困脾胃であるため、水の摂り方を見直すとともに五苓散や藿香正気散などで健脾化湿して自分の脾の力だけで動ききらない水分代謝を改善していきます

また生理前に下痢になりやすい方もおられますが、緊張した時に腹痛→下痢する症状と同じで、生理前に肝気が停滞し、昂った肝気が脾胃を攻撃する肝脾不和を起こすために生じます

 

逍遙散加味逍遙散などで肝気の高ぶりから過敏な蠕動運動を起こさないように予防すると良いでしょう。

 

子宮内膜症と下痢

生理時の下痢は子宮内膜症の人に多く見られ、子宮内膜症が悪さをしている場合もあります。

 

子宮内膜症は生理周期のホルモン増減に連動し、内膜が厚くなったり薄くなったりを繰り返しています。

 

生理前にはピークで内膜が厚くなっているため、内膜症部分も内膜が増殖し、周囲に影響します。

 

つまり内膜が腸管の間隙ダグラス窩にできた場合、腸に癒着したり圧迫して蠕動運動を刺激し、腹痛→下痢を起こすということです。

この場合は蠕動運動を刺激している内膜の癒着に問題があるので、活血剤で内膜症を処置していかなければいけません。

 

芎帰調血飲第一加減や野牡丹、折衝飲、血府逐瘀丸、失笑散、環元清血飲などを瘀血の状態に合わせ行い、またそれに伴う補血や理気、化痰を行う必要があり、複雑です。

 

ですが、この状態においては子宮内膜症による子宮や卵巣への負担も大きいことも多い為、妊活の為にしっかりと子宮周囲環境を整えていかなければなりません。

 

生理前後の下痢と妊娠力の関係

生理前に下痢が起こるのは肝気滞とまたそれによる肝脾不和が起こっています。

 

肝気の影響はホルモンバランスを乱し、脾への影響は消化吸収を低下させ、せっかく食べた栄養やサプリの効果が赤ちゃんに届きにくくなります。

脾気虚、脾陽虚、腎陽虚も同じで、せっかく食べた栄養が消化吸収があまりされず便として排出されてしまっている状態なので、赤ちゃんに栄養が伝わりにくいどころか、

 

脾・腎の陽虚は高温期を維持できず、妊娠力低下や流産率UPへ繋がりやすい状態となります。

 

脾気虚では脾の統血といって血を統べ、守る力が低下し、妊娠中の出血や保持する力の減退で流産率が上がってしまいます

 

また子宮内膜症は場所によっては妊娠に差し支えないとは言われますが、血の汚れを生殖器に作りやすい体質ということで子宮内の内膜にも瘀血(血塊)を生みやすく、暗い酸素不足や温かみ不足の血が多くなり

 

また子宮内膜症の人は経血過多が多く貧血気味となり卵子の成長への血不足を生む原因となることもあります。

 

単なる『下痢』でも流産率の低下妊娠率に大きく関わるサインであることもある為、下痢止めで誤魔化したり、トイレに行けばいいと我慢するのでなく、自分の赤ちゃんの住み良い環境の為にも、今一度身体を見直しましょう。

 

また生理前後の下痢は漢方でないと緩和しない場合が多いものなので、生理前後の下痢でお悩みの方は漢方相談をお勧めします。

 


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