妊活の知恵倉庫
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妊活中の皆様は生理が来るたび、また妊娠検査薬が陰性なたびに落ち込んでいませんか?
特に卵胞の成長・排卵状態・子宮内膜の厚さ・タイミングがバッチリだったなど
期待が高い時ほど、反動で落ち込みも強い方が多いはずです。
期待→落ち込み→期待→落ち込みなどを繰り返してしまうと、心が疲れてしまい、またその疲れは身体への負担にも波及してしまいます。
それらの精神的な上がり下がりは、妊活としても重要なホルモンバランスも乱れにも影響してしまいます。
また、それを繰り返すうちに、期待(妊娠)すること自体が怖くなってしまう人もおられます。
そこで今日は、日々の妊活に対する不安をポジティブ思考に変え、日々の心の負担を緩和してあげるお話を書いていきます。
物事の受け止め方が変わると日々の幸福度が変わる
例えば上で書いたように、卵子・子宮内膜・タイミングなどが良かった周期で生理が来てしまった場合に
「生理が来たから全てが意味ない」
とマイナスに捉えるのでなく、結果に関わらず良かったことは良いと受け止めてみましょう。
「生理が来てしまったけど、前より卵胞と内膜の状態が良くなった!妊娠に近づけている気がする!」
「この良い状態を維持出来たら結果は付いてくる!」
私に相談されている方の実際のお言葉です。
この方も元々は、生理が来るたびに落ち込み、そのしんどさから妊活を諦めようかなと考えることもあったようでした。
同じ結果でも、受け止め方が変わったことで、相談時の表情が大きく変わっていることから、
日々の充実さも変わってきているんだなと感じました。
例えば自分の子供ができ、その子が勉強や運動を頑張ったけれど結果に繋がらなかった時、
「結果に繋がらなかったら意味ない」と言いますか?
それとも結果よりも努力や過程を褒めますか?
妊娠に至れなかったとしても、質良く育った卵子は頑張っているのです。
1回ではだめでも、その状態が維持出来たら結果に繋がるんです。
落ち込みの原因は焦りと不安
時間がかかっても絶対に出来るのであれば、ほとんどの人が焦りも不安も感じないと思います。
ですが、できない状態を繰り返すと
「このまま妊娠できないのでは?」
「いつまでこの苦しさが続くのか?」
という焦りと不安が強くなってきます。
すると1度の結果に対して振り回されてしまうのです。
正直こちらの相談をされている方も、絶対あなたの子供ができると約束はできません。
ですが、絶対がないので、焦りと不安を取り去ることができないかというとそうでもありません。
妊娠に近づいていることを実感できるだけで、不安が自信に変わっていきます。
「今自分は妊娠というゴールに向かっているのか?」から「妊娠に近づいている!」
この変化は日々の積み重ねで大きくあなたを変えていきます。
例えば1日1歩ずつでも歩いた場合、半年ほどで約180歩ほども未来の母へ向けて成長しています。
歩いている実感のある人と、何をしても何も変わらないと思っている人とでこんなにも大きく変わってくるのです。
『妊活は結果が全て』果たしてそうでしょうか?
妊活は「妊娠するかしないか」という誰が見てもわかるゴールがあります。
なので、いくらその周期の経過が良くても陰性であると、その経過の良さは”意味のないもの”と捉えてしまう人が多いです。
でも私の考えでは違います。
結果だけ見ると妊娠はするかしないかの0か100ですが、結果が陰性だから0であったとしても90くらいの0もあります。
受験などでいうと、合格不合格という明確なゴールがありますが、0点の人も50点の人も不合格であった場合、不合格という結果は一緒です。
ですが、次への可能性は違います。
そこで結果に繋がらないから諦めてしまうのか、もう少しの努力でゴールに辿り着けるのか。
もちろん受験は競争相手がいるなど、妊活とは違いますが、
妊活は自分以外の誰の状態などは関係なく、自分の状態が良ければ良いのですし、毎月チャンスがあるという解釈もできます。(個人差あり)
その周期に妊娠できなくても、半年、また1年以内に妊娠できるのであれば、きっとその1周期への落ち込みは緩和されます。
つまり、1周期1周期毎に振り回されずに、長期的に考えることができると、心に余裕ができます。
不安→妊娠への自信(幸福)に変えるコツは”長期的に考えること”
例えば、1周期だけで見ると結果が良くないこともあります。
ですが、半年や1年などの長いスパンで妊娠に近づいていくんだ、と思って過ごしていると、少しの後退は気になりません。
「3歩進んで2歩下がる」
などの歌もありますが、下がるのは極力避けたいですが、時にはそういうこともあります。
トータルとして進んでいければ自ずとゴールすることができます。
ここで2歩下がったことばかりに執着してしまうと、よりホルモンバランスの乱れを誘発し、ズルズルと下がってしまう可能性もあります。
1回1回の結果を気にしてしまう場合はこの傾向にあります。
また、1度1度の結果でどうしても目に入るのが、「陰性」という結果。
つまり悪い印象からその周期を振り返ってしまいます。
悪い点を考えるのは良いことですが、良い点も見ていくことも大事なのです。
長期的に考えた場合は、陰性であっても、前より”良かったところ”と”悪かったところ”を冷静に見ることができます。
悪かったところは改善すると良いですし、良かったところは維持できると、確実に前に進んでいけます。
「残りの時間がない!長期的に考えるってことで時間をかけると、より焦ってしまうんじゃない?!」という方もおられます。
1回の時間を大事にした場合、前進していると感じているでしょうか。
気が付くと周期を繰り返し、結果として半年、1年、2年・・・と経っていませんか?
1回1回を大事にするなと言っているわけではないですが、
精神的に相当強くないと、精神的負担をコントロールできないので、おススメしていないのです。
「半年スパンで見ること」と「1ヶ月スパンで見ること」は、1ヶ月スパンで見た方が時間を有効に使うように見えてそうでもないのです。
それは今までの自分が体感しているのではないでしょうか。
急に長期的な思考を持つことは難しいですが、
あなたの妊活を幸せにするために、変わっていきませんか?
そう思いたくてもなかなかそう切り替えることは難しいから苦しんでいると思います。
そういうあなたのために、私がいます。
この記事をお読みいただいただけで、幸せな妊活生活になるように願っていますが、
もし記事を読むだけで力不足な場合は直接子宝相談してください。
これらの言葉は、多くの人に向けたもので、もちろんあなたにも向けていますが、
一番はご相談を通して心のやりとりをし、あなたに合った子宝漢方を、
そしてあなたに合った妊活を見つけることが幸せへの近道かもしれません。