
妊活の知恵倉庫
2021-04-09 17:30:00
(この記事は6分で読めます)
活性酸素除去シリーズ↓
(↑写真は精子にばかりですが、卵子の質の向上にもつながるので、女性も参考にしてください)
の続きです。
⑩すぐに眠れなくても起き上がって何かして眠気を待つなどしない
⑤睡眠前のスマホ・PC・TV禁止
特にスマホは横になっても簡単に見ることができるので
睡眠直前まで見ている人が多いですが
睡眠には大きな悪影響を産んでしまいます。
スマホ・PC・TVなどのブルーライトの刺激は目から入り
交感神経を昂らせてしまいます。
また、睡眠は身体の疲れと1日の頭の情報整理が行われますが
その直前まで刺激的な情報を見ていると
どうしてもその情報に引っ張られたままの睡眠となります。
つまり情報とブルーライトの両方が脳を興奮させてしまい
入眠しにくく、また眠れても浅く質の悪い睡眠となってしまいます。
このブログのアクセス数も時間ごとで確認できますが
睡眠前にアクセス数が伸びがちなことは気がかりです。
今これを寝る前に読んでいる人は
画面を消して、明日起きてからまた読んでください。
逆に暖色系の光は副交感神経優位にして脳を落ち着かせる働きがあるので
睡眠前に過ごす部屋は暖色系の照明とすると良いでしょう。
⑥入眠時の呼吸
入眠は副交感神経が優位になるとスムーズに寝付けます。
覚醒時の交感神経>副交感神経を
交感神経<副交感神経へ上手にスイッチングできると寝つきが良く
なかなか寝付けず苦労している人はそのスイッチングが上手に出来ていません。
意識するだけで血圧や汗をコントロールできないように
基本的に自律神経はコントロールできないものですが
数少ないコントロール方法が呼吸です。
胸式呼吸は交感神経を、腹式呼吸は副交感神経を優位にします。
日中は自然と胸式呼吸となっているため
入眠前はお腹を大きく使って副交感神経を優位にする深い呼吸を心がけましょう。
早いリズムも禁物で、なるべく遅くゆっくりと呼吸をすることがコツです。
苦しいほどに長くしてしまうと逆に脳が混乱して落ち着かなくなるので
自然な中で呼吸を腹式にすると良いでしょう。
⑦朝は朝日を浴びて起床しよう
朝はしっかり太陽の日を浴びると
交感神経が優位になりやすく、比較的スッキリ起きられます。
また太陽光を浴びることは寝起きが良くなるだけでなく
その日の夜の睡眠のリズムも正してくれます。
太陽光を目にしてから14時間後にメラトニンという眠気を催すホルモンが活性化し
夜の入眠を助けてくれます。
普段気にしていない光ですが
寝起きだけでなく、夜の入眠をスムーズにするためにも重要ということを頭に入れておきましょう。
⑧音楽でリラックス
ストレス時に好きな音楽を聴いてストレス発散したり
高揚感のある音楽を聴いて気持ちを高めるように
聴覚は自分で何かしなくても神経を調整してくれます。
有名なモーツァルトのα派を生み出す音楽や
自分がリラックスすると感じる曲を寝る前にかける、もしくは
寝ている中もリラックスする意味で流すことも一つです。
注意点としてはパートナーとの音楽の感性が近しくないと
自分は良くてもパートナーに悪影響などを及ぼす可能性があります。
妊活は夫婦そろってのものですので
互いに合わないようならこの方法は止めましょう。
⑨香りで気持ちの良い睡眠を
⑧は聴覚による癒しですが、⑨は嗅覚による癒しです。
アロマも簡単な準備で後は自然にリラックスできる優れものです。
自分を癒してくれる香りによって、睡眠の質を高めましょう。
⑧&⑨は習慣になるとその状態→眠気となるほどに
身体のスイッチングになり得るものですし
少しの準備以外はあまり考えなくて良いのでお勧めです。
ですが⑧と同じで、パートナーのことも考えてから行いましょう。
⑩それでも眠れない時
寝ようとしてもなかなか眠れなかったり
途中で起きてしまって寝付けない時もあるでしょう。
そんな時は夜がとても長く感じますが
変に起きてしまったりせず、横になっていましょう。
横になっているだけでも身体は十分に疲労回復してくれます。
睡眠時に比べると脳は休まらないですが
眠気が来るまで作業してしまうと
もっと脳は落ち着かなくなってしまいます。
始めはただ横になっていることが苦痛に感じるかもしれませんが
そういったことを頭で理解した上で横になっていると負担は減り
睡眠時間が短くなってしまう状態よりも精子の質は高まるでしょう。
また、不眠時に睡眠導入剤なるものを使用する場合もあるかもしれません。
これは一時的なプレッシャーなど感じて眠れない時に使用することは良いですが
日々の不眠症に対してはあまり良くありません。
それらは即効性があり、寝つきは改善しやすくなりますが
意識がなくなっているだけで本当の睡眠ではなく、脳は休めていません。
その為、しっかりと寝たはずなのに
日中は異常に眠かったり頭が働かなくボーっとしたりします。
でも夜になると脳が変に興奮してきて眠れず
睡眠導入剤を使って寝てもまた脳が休めず・・・
というループを生んでしまい、睡眠時間こそ摂れていても
活性酸素除去はあまりできておらず、睡眠の質は低下してしまいます。
しかもこれらの睡眠導入剤はモノにもよりますが
中毒性があり、どんどん効かなくなって増量していくことが多いです。
すると睡眠出来ているはずなのに
起きるとしんどいという状態がどんどん悪化してしまうのです。
(睡眠の質を上げる漢方薬は中毒性はありません)
以上が睡眠の質を高める10のコツです。
過食などの問題からの精子の質向上について→次回