妊活支援ブログ

2021-11-06 17:49:00
妊活≒温活?温めすぎは妊活に悪影響!

(この記事は3分で読めます。専門度★★★)

前回

の続きです。

 

温め過ぎも血行不良を生む

『妊活≒温活』と思っている人は多いです。

 

それは

で書いたように「冷え→血行不良→子宮内膜・卵子の質低下」となるため

温めて血行改善して妊娠力を高めるために温活するのでしょう。

 

 

冷えている女性は多いので間違いとは言えませんが

温めすぎたり、元々冷えよりも熱が過剰なタイプの人は

熱の過剰が”熱邪”となり、冷えと同じように血行不良の原因となります。

 

温活が向かない人の傾向

多いのは入浴が苦手な方です。

 

 

普段冷えているように感じてお風呂や温泉に入ると

すぐにのぼせてしまって具合が悪くなるタイプの方は

中はそれほど冷えていないどころか、内熱が籠ってしまっている方が多いです。

 

 

特にノボセて鼻血まで出るようなら頭に熱が溜まってしまっています。

 

 

月経関係症状でいうと

  • 血の出が激しい(バッと出て短期間(2~3日間)で終わる)
  • 血の鮮やかさが強い
  • 血は鮮やかだが粘り気がある
  • 月経周期が24日以下と短い

などで、熱過剰のため出血期間や生理期間は短く

また熱で水分が少なめであるため明るい色が強く粘り気も強い傾向にあります。

 

 

また他には舌の状態も体内の熱が読み取りやすいです。

 

 

舌色の赤味が強かったり

特に舌先の茸状乳頭と言われる突起が強く出ていたり

舌苔が黄色~茶色に色づいている場合も内熱を持っています。

 

 

他にもオリモノの黄色が強かったり

匂いが強めであったり、水分が少なく固形のものが出るなども熱よりの場合に多いです。

 

 

精神的にはくよくよするよりもイライラしやすい場合は熱寄りであり

顔が赤くなるなどはより熱が強いです。

熱は冷ますか散らす

熱があるからと単純に冷やしても血行不良は改善されないことがあります。
熱邪があるといっても全身ではなく
一部が熱過剰な反面、一部は冷えていることがあり

むしろ冷えと熱の混合型の方が多いのが現実です。

 

 

なので冷やすのでなく過剰な熱を冷えている所に分散させることが重要です。

  1. 清営顆粒
  2. 野牡丹
  3. 三物黄芩湯+野牡丹or折衝飲or血府逐瘀丸etcの駆瘀血剤
  4. 黄連解毒湯+野牡丹or折衝飲or血府逐瘀丸etcの駆瘀血剤
  5. 竜胆瀉肝湯+野牡丹or折衝飲or血府逐瘀丸etcの駆瘀血剤
  6. 知柏地黄丸+野牡丹or折衝飲or血府逐瘀丸etcの駆瘀血剤

 

などで熱邪を駆逐して血行改善していきます。

 

 

1、2の清営顆粒や野牡丹は涼性で邪熱を去り、かつ活血効果もあるので単独でも良いです。

 

 

3~5の三物黄芩湯、黄連解毒湯、竜胆瀉肝湯は単独では熱を去ることは出来ても

瘀血(血行不良)を改善する薬効はありません。

 

 

なので野牡丹や折衝飲、血府逐瘀丸、腸癰湯、桂枝茯苓丸などの活血剤と合わせて服用することで

熱邪を去りながら子宮内に蔓延る血の汚れを除去していきます。

 

 

6の知柏地黄丸は他のものと違い、熱邪が中心というよりも

陰虚という熱を抑える力が弱い為に相対的に熱が強まっている虚熱と言われる状態です。

 

 

なので積極的に冷ますのでなく、潤いを与えて熱と潤いのバランスを整えることで

血に潤いを与えて血行改善していきます。

 

妊活≒温めるではなく、防寒対策を

”温活”で温めることを中心とせず、

”冷えない”ように気を付けることが第一です。

 

 

また、漢方の活血剤や運動で心肺機能や筋肉の鼓動により血行促進して

冷えない身体作りをしていきましょう。

 

心臓・筋肉ポンプが弱くて血行不良の場合の改善法

→次回 『11月10日(水)』 にUP予定