妊活の知恵倉庫

2020-08-19 18:00:00

(この記事は約5分で読めます。難解度★★)

 

”むくみ”症状をキッカケに妊娠に繋がったHさんの例を書いていきます。

病院では”原因不明”と言われたHさん

私に子宝相談する前にすでに産婦人科に通っており、

 

そこでは一通り検査をした結果は問題は無く、

 

クロミフェンやレトロゾールを服用してのタイミング療法で8ヶ月も妊娠できないことで、

 

問題がないことが逆に「原因不明の不妊」となったことで、不安が強まりご相談に来られました。

 

問診表の記入を見ても生理痛や生理前後の症状などもほとんどなく、

 

生理周期や血の状態も塊や血の色、質の状態を伺う限りではそれほど問題ありませんでした。

 

本当に他のチェック項目は無かったですが、唯一生理3日前から足と下腹部がむくみを感じ始め、

 

生理中も続くが生理が終わると軽減していくという症状でした。

 

舌を見ると舌淵の歯痕は強めについており、柔らかい歯痕でなくクッキリとした歯痕で

 

舌の全体もボテッむくんでパンと張っていました。

舌色もむくみの為か、淡めな色合いで、舌裏は中央部がやや白抜けていて、その静脈が少し張って浮き出ていました。

 

舌表面についた舌苔の質は、やや厚めで白色で、根はある苔ですが乾燥はせず水分を含む質感でした。

 

湿痰邪が三焦に詰まっている典型的な舌の状態です。

 

舌の状態からも「これは湿痰邪が妊娠力を下げている原因だな」と考えられ、

 

それも張り具合から脾虚などでなく、少陽三焦経のリンパ空間に湿痰が詰まっている実タイプの湿痰がと見られますが、

 

生理に関わるところでむくみの自覚症状が変わるため、その状態をさらに掘りこんで聞いていきます。

 

すると、生理前のむくみは起床時も少し浮腫みはあるものの1日の中では1番マシで、

 

夕方になるほど強まり、押した痕が残るタイプでなく、パンと張った浮腫みとのことで、

 

生理直前になるとお腹周りもボテッとむくんでくるのかズボンが履きにくいと、

 

ただの「生理前後のむくみ」という症状から色んな情報を引き出すことができました。

 

また、生理初日~2日目は生理前よりは改善するものの、まだむくみは続き、

 

生理4~5日目の後半になるとスッキリしてくるとのことでした。

 

むくみに伴う重ダルさは感じないとのことです。

 

またむくみを感じやすい生理3日前~生理3日目ほどまでの間は、小便の回数が減っているような印象とのことでした。

 

湿痰邪(水毒)体質は卵巣に影響しやすい

ホルモン値・排卵は検査結果では問題ないものの、この体質では卵巣に湿痰邪が蔓延していることが予想されます。

 

排卵障害はないとのことなので、卵子の質が負担になっていたのでしょう。

 

その原因は脾・肺・腎などの虚ではなく、生理前以外の時も少陽三焦経に湿痰が詰まり気味ですが、

 

それが生理前にはより気の鬱滞で顕著になるという状態だと問診や舌の状態で読み取れました。

 

そこで”柴苓湯”をお出しすると生理前のむくみは改善していき、徐々に舌のむくみも改善していきました。

 

それと共に、舌の淡さが無くなり綺麗なピンク色になっていき、舌裏の白抜けも軽減、

 

また舌裏の静脈怒張も薄れ、張りも軽減していきました。

 

元々生理の血の状態は問題ないとのことでしたが、その内に生理の血がよりサラサラで鮮血色になり、血の量も増えたとのことでした。

 

つまり、三焦リンパ空間である卵巣の負担も軽減できましたが、

 

それと同時に湿痰邪を除くことで血流も改善し子宮内膜の状態改善にも繋がったということです。

また、自己排卵は出来ているようだったので、不妊治療でのクロミッドを連用していることは

 

元々湿痰邪が卵巣に負担をかけていることに輪をかけて卵巣の疲労の蓄積となるので、一時中止を勧めると

 

クロミッドなしの1周期目は生理周期が伸びて排卵が25日目(クロミッド時は15日目排卵)と遅れていました。

 

Hさんは生理周期が長くなったことにとても不安を感じていましたが、

 

「これは今までの疲労の蓄積によるもので、一時休ませて自分の力で排卵できるようになった時に排卵したため

 

クスリの力に頼っていた時よりも遅れましたが、これからは卵巣への負担が無くなったので大丈夫ですよ」とお伝えしたところ

 

安心したようで、しっかりと漢方を続ける中でご体調を見ていけました。

 

すると次の周期は元の29日周期(15日目排卵)に戻り、それからはクロミッドの力が無くても排卵しているのでクロミッドは無しで

 

こちらの伝えるタイミング指導で続けること7ヶ月目、妊娠陽性に至りましたウインク

妊娠中も漢方をしっかり飲んでいただくことで、妊娠後半に出やすい妊娠浮腫(むくみ)の負担もほとんどなく無事出産に至りました。

 

原因

Hさんの場合のむくみの原因としては、水分を多く摂るというよりは甘い物が好きで、

 

BMIは20を切るほどで痩せてはいたものの、甘味に湿痰邪がくっついて滞りとなっているようでした。

 

また、強い精神症状には至らないものの、緊張しやすい性格でもあり、三焦に湿痰邪を溜めやすい体質だったことも一因しています。

 

三焦領域は広く、湿痰邪は色んな悪者に変化し色々な不都合を生じますが、

 

この方の場合はむくみと不妊程度の軽いものだったので、逆に目につきにくかったとも思えます。

 

ですが、しっかりと舌を見て、また身体からの小さなサインであっても見逃さないことが、

 

命の誕生という奇跡を後押しする形となるのです。

 

こういった症例は、むくみがある人が全員柴苓湯を飲めば妊娠できる身体になるわけでなく、

 

水の湿によっては藿香正気散や香砂六君子湯、時にはタンポポ茶のこともありますし、

 

その人に合った化痰利湿剤を選択することが重要です。

 

 

 

参考までに

前回

 

 

前々回

 

では、むくみの性質からの原因と対策をまとめていますが、

 

湿痰邪は奥が深くプロでも難しいので、専門家に頼ることをお勧めします。

 


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2020-08-17 19:35:00

(この記事は約5分で読めます。難解度★★★★)

 

では、むくみにも虚・実が関係し、

 

虚は脾・肺・腎のそれぞれの機能が衰え水分代謝障害を起こすことで水が滞ることで”むくみ”となり、

 

実では肝の疎肝理気(体内の巡りを司る機能)が拘束され、気の巡りと共に水も停滞し”むくみ”となることをまとめました。

 

漢方の教科書的にはほとんどが脾虚か腎虚によるむくみばかりで、

 

六君子湯や六味丸、五苓散などを使用するむくみがほとんどの様に書かれている印象ですが(浅い専門書では)

 

実践的には肝鬱による実のむくみはとても多く(むしろ一番多い)、また肺気虚によるむくみも少なくないと感じています。

肝~三焦由来のむくみ

これも前回も書いたように、むくんだところを押した時、張りがあるむくみは実で押して離しても戻らないむくみが虚のむくみです。

 

またそれを応用すると舌からも判断できます。

 

舌の淵がギザギザやフニャフニャなど歯形が付いている場合、舌がむくんでいることが多く、

 

それは自覚は無くとも、全身のむくみに繋がり、妊活においては卵巣周辺の水質悪化に繋がることで排卵障害や卵の質の低下に繋がります。

 

この舌のむくみ→脾虚と考えられがちですが、この舌についた歯痕にも柔らかさと張りがあり、

 

舌肉全体も張っていて、歯痕も強くギザギザしている場合は実、つまり気滞を伴う水滞であり、

 

肝気鬱滞→脾虚or三焦リンパの停滞により生じます。

 

肝気鬱滞は実、脾虚は虚、水滞は実と虚実錯雑でかなり複雑な状態ですが、

 

脾虚ということは食欲があるかどうかで見極めていくと良いでしょう。

 

食欲が低下した際にむくみが強くなるなどが見られるなら、張を伴う場合は逍遙散などのように

 

肝気鬱滞を除きながら脾虚もフォローしていくと良いでしょう。

 

肝気鬱滞→三焦であると、全身のむくみが出やすく(ですが特に足に出やすいので足しか感じない場合も多い)

 

方剤は小柴胡湯or小柴胡湯+五苓散の柴苓湯や、小柴胡湯+藿香正気湯などを考えます。

 

肝気鬱は幅広いので、この方剤は一部の参考例ですが、気滞を取る薬と水毒を除去するお薬のそれぞれの混合が必要となります。

 

生活の中では、ストレスにやられ身体中の筋膜が固く巡りが悪くなっているので、

 

思い出した時に深呼吸したり、日常的にストレッチを取り入れて巡りの負担を取ると良いでしょう。

脾由来のむくみ

舌淵がフニャフニャと柔らかく、むくみも押した痕が残り、張りが無く柔らかい場合は脾・肺・腎の虚となります。

 

その中で、食欲が無かったり、食が細い、食べてもすぐもたれる、元気がない、すぐ疲れるなどの症状があれば脾虚であり、

 

脾虚と水滞が絡む状態には湿困脾胃・湿困脾陽・湿邪困脾・寒湿困脾・寒湿中阻・脾虚湿困・脾虚湿阻などがあります。

 

訳が分からないと思いますが、湿邪(水毒)が脾を弱らせているのか、脾の弱さが湿邪(水毒)を発生させたのか、

 

または脾気虚でなく脾陽虚、つまり脾が冷えて脾の機能が低下したのかなどの細かい分類ですが、

 

まずはストレートに脾虚発端の水毒を考えると四君子湯や六君子湯で治すのが代表的であり、

 

そこに胃気滞も絡む(胃部の張りが強い)と香砂六君子湯、

 

肝気鬱が絡む(横隔膜が張る)と柴芍六君子湯などに派生し、

 

湿邪が先で脾に湿邪が停滞した場合は平胃散や胃苓湯、

 

より広範囲に湿邪が停滞した場合は藿香正気散などに派生します。

 

腸の気鬱から水滞が起こっている場合には九味檳榔湯なども使用していきます。

 

脾虚が脾陽虚から来る場合は乾姜を中心とした人参湯(理中湯)や附子理中湯などとなります。

 

漢方ではそれらを出しますが、普段の生活の中ではお腹を中からも外からも冷やさないことです。

 

脾は湿と冷えを憎みます。

 

水分の摂りすぎ、そしてアイスや冷えた飲食物の摂り過ぎにより脾虚は悪化しますので、

 

普段から食が細く、胃がもたれやすく、むくみが軟らかく、舌もフニャフニャと力無い状態の場合は

 

水分は白湯などの温かいものをベースに、ですが量は摂りすぎず、食べる時は咀嚼をしっかりと行うことが重要です。

 

また脾は四肢を司ります。

 

つまり、脾の状態が悪いと四肢に影響し、例えば四肢のみにアトピー症状や蕁麻疹などが出るなら脾に原因があることが多く、

 

またむくみも四肢に出来るなら脾が原因であることが多いです。

 

それを逆に考えると、四肢を適度に使用していると、脾の活動も盛んになります。

 

適度に運動することでお腹が空くのはそういったためで、逆に運動しすぎるとお腹が空くを通り越してお腹がしんどくなるのもその為です。

肺由来のむくみ

肺由来の場合も全身にむくみは出ることはありますが、一般的に多いのは顔や手の指で感じます。

 

特に起きて朝一番にむくみが出ていて、昼頃に引いていく場合は肺由来が主です。

 

一般には防已黄耆湯で処置できるでしょう。

 

防已黄耆湯は一般的な使用の目標に、”水太りで”という字があり、出されると太っているなどを気にする人もいますが、

 

表皮の水分代謝が悪いという意味で、見た目が太っていない場合も多用しますのであしからず。

 

肺由来のむくみの場合は、直立姿勢で浮腫まないということは、重力という力があると緩和し、寝ると全身に重力の影響が無くなりむくんでいるということで、

 

上半身の肺のポンプ機能が弱い為に起こっているので、心肺機能を強めるために運動することが重要です。

 

太っていなくても、運動不足が原因でむくんでいる方が多いので、運動は大切です。

 

生理周期にあまり左右されないこともあります。

腎由来のむくみ

腎由来のむくみも全身にも出ますが、その中でも足首周辺に強く出やすいです。

 

くるぶしが見えないくらいむくんだり、足が張るよりもだるくなってくる場合は腎虚からのむくみでしょう。

 

腰がダルイなども伴うことも多いです。

 

特に生理前~後などのホルモンバランスが大きく変わる時に一時的に腎の負担が起こり腎虚→むくみとなる場合に多く見られます。

 

六味丸をベースとしたお薬が主体ですが、冷え腎陽虚が強い場合は八味丸で陽気を走らせ、

 

また腎精虚も見られる場合は腎陽を補う鹿茸・海馬などを使用し、虚を助ける必要があります。

 

キノコの王様”霊芝”を使用して腎機能を高め、全身の解毒を行うこともありますが、妊活においてはあまりやらないです。

 

腎を労わる生活は、夜更かししない!甘い物を食べ過ぎない!冷やさない!過労を避ける!しっかりと休む!

 

など、身体を大事にして過ごすことです。

 

ですが、過保護は良くなく、適度に運動などはする必要があります。

 

一般的に『健康な生活』と言われるものは、腎を労わる生活というわけです。

忙しくて走り書きになっていますが、むくみについての原因と対策をまとめました!

 

むくみは大したことないと思われがちで、西洋的にどう見ているかはわかりませんが、

 

東洋医学的には子宮周辺は三焦リンパ空間であり、水の巡りと排卵・卵の成長はとても関係が深いです。

 

浮腫みやすい人ほど多嚢胞性卵巣症候群や排卵障害になっている方、

 

またむくみ≒水毒体質と見ると水毒体質の人はHPV(ヒトパピローマウイルス)が増えやすく、

 

つまり子宮内の細胞異形成が起こりやすい為、子宮頚がんリスクも上がります。

 

むくみが出る人すべてがそんなリスクがあるわけではありませんが、

 

たかがむくみではなく、出ている理由によっては妊娠力低下やガンリスクもあると知っておきましょう。

 

勢いのままに終了。

 


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2020-08-11 19:40:00

(この記事は約5分で読めます。難解度★★★★)

 

普段からむくみを感じる方も感じない方も、生理前になるとふくらはぎがパンパンに張り、もしくは足が重ダルくなるなどのむくみ症状が強まる人はたくさんいるでしょう。

症状名では同じ”むくみ(浮腫み) ”にあたりますが、感じ方も違えば原因が違い、体質とアプローチ方法も違うため、

 

それらの違いを中心に生理前後に起こるむくみ症状から身体の体質と妊娠力を見極め、改善する方法をまとめていきます。

 

病因

まず、”むくみ”の分別から始めていきましょう。

 

大きく分けると、むくみには『虚』が原因である場合と『実』が原因である場合があります。

 

1つの見分け方は、むくみ自体に張りが強くある場合は『実腫』であり、

 

ダルさや重たさを感じ触ると軟らかめで離しても触った痕が残る場合は『虚腫』です。

ですが、よく判別で言われる靴下の痕は、確かに痕が残っていますが、張るタイプのむくみでも痕が残るのでこれは虚実を判別する材料とはなりませんのであしからず。

 

(靴下痕が残る場合は、むくんでなくても締め付けが強い場合に見られることもありますので、参考にしないこともないですが個人的には他の情報を優先します。)

 

もう1つの見分け方は、生理前・中・後などのいつに症状が現れるかも重要です。

 

でもまとめましたが、

 

基本的に生理前は気・血が子宮に集まり、全身の巡りも停滞し『実』状態であり、

 

生理中は出血に伴う脱気により気虚・血虚の『虚』状態が主となります。

 

つまり、生理前で気の停滞が起こるとそれに伴い水も停滞することで『実腫』が生じ、

 

気虚が脾気虚や腎虚、時に肺気虚に絡むと脾・肺・腎の水循環機能が低下し、『虚腫』を生むというわけです。

教科書などにはこんな基礎的な事しか書いていませんが、

 

現実では生理前に肝気鬱が肺の機能を低下させ『肺気虚→虚腫』となることもあります。

 

元は肝気鬱が主で、胸の張りやイライラなどの”実証”が見られても、むくみは虚腫という矛盾などが生じることもあります。

 

その場合は、寝起きの手や目元など、寝ている時の重力が平らになった時に上半身にむくみが出て夕方には緩和するなどの場合は肺が関係していることが多く、

 

全身に出る場合は脾や肝が原因であることが多く、腰や下肢が重ダルく、とくに浮腫みとしては足首周辺に強い場合は腎が主であることが多いです。

 

このように、虚腫の中でも脾・肺・腎などの原因も変わってきます。

 

特にいつも書いているように、『腎虚≒生殖能力の低下』を示すものであり、

ふくらはぎというよりも足首で強く浮腫みを感じるなどの場合は生殖機能が低下しているということなので、

 

少しでも早く腎の負担を取り、むくみや妊娠力を改善していく必要があるでしょう。

 

次回はそれらの見分け方をより実践的に、そしてその場合の対処法を生活の中で、また漢方薬ではどうするのかを書いていきます。

 

教科書的でなく、実践的にまとめていきます。

2020-08-07 19:10:00

(この記事は約5分で読めます。難解度★★★★)

 

いよいよ猛暑の季節がやってきました。

 

私が子供の頃は、エアコンを設置している家なんてほとんどなかったですが(青森なので?)、

 

今では逆に青森でもエアコンを付けていないところの方が少ないくらいになりました。

 

ヒトの身体が機械に頼って弱くなったのか、温暖化などの何らかの影響で全体的な気温が高くなったのかと思いますが、

 

現代の暑さとエアコン、また運動不足は本来の”発汗”機能を乱してしまい、

 

それが妊活にも影響していると感じるところがありますので、今回はその点についてまとめていきます。

汗の役割

汗の主な役割は、皮膚表面で発汗し、汗が蒸発する時の気化熱により体内の熱を逃がすことで過剰な体温上昇を抑える働きです。

 

この体温調節は、皮膚表面の機能だと思っている人が多いですが、東洋医学的には”心”と”肺”の働きが大きいと考えられています。

 

この『心・肺と汗』の考えが浸透していない為、最近多く見かける『発汗=デトックス(解毒)』という誤った見方ができてしまっています。

汗は”心の液”

”心の液”って何?と思う人がほとんどだと思いますが、五臓にはそれぞれ司る体液・分泌液である”五液”があり、

 

肺は洟(鼻水)、脾は涎(ヨダレ)、肝は涙、腎は唾(唾液)をそれぞれ司り、『心は汗』というわけです。

(ヨダレと唾液の違いはヨダレは希薄で無意識に出るもので口を潤すことが主、唾液は粘質で意識的にも出て消化を助けるもの)

 

それぞれの臓に異常があるとその液が過剰や不足するなどの影響が出てしまう関係があります。

 

「汗は暑さによって出るのになぜ心?皮膚表層を司る肺じゃないの?」

 

東洋医学を勉強し始めの頃はそう思っていました。

 

ですが、心は五行の中では”火”に当たり、臓の中でも”陽中の陽”に当たり、

 

つまり身体の中で熱を溜めやすい臓ということです。

 

熱が溜まりすぎると心がオーバーヒートして心が司る脈に異常が出たり、脳に影響が出たり不眠になったり出血したりしてしまいます。

 

妊活においては、GnRHやFSH・LHなどの視床下部や脳下垂体に影響し、それらのホルモンが乱れ、早期閉経や多嚢胞性卵巣症候群などを生む原因となります。

そこまでならずとも、心に熱が溜まっていると、ホルモンが乱れ卵子の質が低下し妊娠力が下がることはあるので妊活においても重要です。

 

特に不妊治療でホルモン剤を使用してると陰を消耗し相対的に心火(陽)が強まってしまったり、

 

長引いた妊活は心の負担が積み重なり心に熱を生んでしまいます。

 

つまり、汗は心に熱が溜まった時の熱の捌け口となるもので、

 

体温上昇以外にも緊張や不安時に手に汗握ったり、過剰に発汗したりするのも体温は普通でも心動が過剰に働き、

 

心に熱を生んでいるために起こる発汗です。

汗腺は肺が司る

汗自体は心が司りますが、汗の門を開け閉じする汗腺は肺が司ります。

 

(厳密には”筋膜”を司る肝も関わるため、肺肝ではありますが)

 

つまり、汗の出方は心肺(肝)が手綱を握っていますが、現代人は運動不足な方が多く、心肺機能が落ちています。

 

また、今の時期は外は灼熱地獄ですが、室内はクーラーで冷えており、特にスーパーなどは冷蔵庫の中にいるようにキンキンに冷えています。

 

夏は汗で体温調節もしますが、他の季節よりも汗での水分代謝が活発になるはずなのですが、

 

快適な温度の環境に居ることで発汗機能が怠けてしまい、

 

また中は冷えていて外は暑いという気温差によって体温調整機能(肝)も狂うことで、

 

正常な汗のかき方ができなくなっている人が多いです。

 

すると、心(ホルモン分泌を司る脳)に熱が溜まっていても、上手く汗をかけず熱が滞り妊娠力を下げてしまうなどの弊害が現れます。

正常な汗のかき方とは

一番は適度な運動をし、汗をかくことです。

 

時に”デトックス(解毒)”といって、サウナや長風呂で大発汗を促し、それが健康に良い、と言っている人がいますが、

 

やはり発汗時には心肺機能を高め、気も血も水(リンパ)も心臓ドクンドクン、肺がハァハァいうことで巡ることが重要です。

 

サウナなどの過剰な暑さの元の発汗は、汗腺が詰まっている場合に詰まりを取るキッカケとして一時的に行うのであれば良いですが、

 

長時間運動を伴わない発汗を続けることは、本来の解毒・体温調整としての発汗でなく、

 

気津(身体に必要な体液)の漏出となってしまい、逆効果です。

ホットヨガも初めは身体が温かくなり、効果的に感じても、繰り返すことで身体に不調をきたすのもこれが原因です。

 

やはり、汗は日常的な温かさの元でじわっとかくか、または定期的に運動することでかくことが一番です。

 

また、発汗後は冷風などに当たると急激に体温が奪われ、汗腺もギュッと締まってしまうので、

 

汗の量が多い時は軽くハンカチなどで拭きながら自然と体温を下げると良いでしょう。

 

そういった本来の発汗を繰り返すと、本来の身体の機能が発揮され、妊娠力や健康を取り戻し、維持することに繋がるでしょう。

 

 


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2020-08-05 14:12:00

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たまには時事ネタを中心に。

 

昨日、大阪の吉村知事が会見を行った直後~1時間程は当薬局に「イソ〇ンありますか」客が怒涛の様に来たらしいです。(私は昼休憩しててその場にいませんでした)

マスクや消毒用アルコール、体温計、トイレットペーパーの不足時はTV放送を受け徐々にそれを求める方が増えていった印象でしたが、

 

今回のイソ〇ン(ポビドンヨード)うがい液に関しては知事の会見の最中にもかかわらず極大で来局されたようで

 

しかも会見を見てこちらに来るだけでも早いのに、大概の人はここに来る前に他のドラッグストアをハシゴしてきているようで、

 

コロナ騒動を受け、モノの動向に過敏になっている様が受け取れたとのことでした(他人事真顔

 

(あまりの早さに、ほとんどが転売屋だったんじゃ?と思わないこともないですが)

 

当薬局は漢方相談が中心ですので在庫は少なく即売り切れ、そして仕入れはメーカー欠品で当分目途が立たない状況ですがそんなことはどうでも良いです。

 

ポビドンヨードうがい液について、個人的見解をまとめさせていただきます。

ポビドンヨードの特性

ポビドンヨードポリビニルピロリドンヨードが合成されたもので、ポリビニルピロリドン+ヨードを略してポビドンヨードと呼ばれている殺菌・消毒剤です。

 

昨日の吉村知事の会見の主旨であるCOVIT-19(コロナウイルス)罹患時の重篤リスクを軽減できるかどうか正直なところ何とも言えないため、現時点での確かな事を中心に考えると

 

・ポビドンヨードの殺菌力は強い

 

(重篤化を防ぐかはわからないが)ポビドンヨードでのうがいで喉のCOVIT-19は減少する

 

・ポビドンヨードはヒトの細胞にも毒性を発揮し、飲用はもちろん、頻回にうがいすることも身体(特に甲状腺)に悪影響を及ぼす可能性がある

 

・ポビドンヨードに関わらず、うがいを頻回に行うことは喉のCOVIT-19量を減らすことができる

 

・うがいはペッと吐くのでなくうがい後に飲み込む方がうがいで届かない喉以下の洗浄にも効果的

 

です。

ポビドンヨードは甲状腺の負担になる

子宝相談や健康漢方相談にのっていると、過亢進(バセドウ病)であれ、低下症であれ、もしくは数値上問題なくても甲状腺に炎症が起きている橋本病であれ、甲状腺に異常をきたしている方は多いです。

 

特に女性に多く、原因は日本人は海藻を食す機会が多く、昆布に含まれるヨード(ヨウ素)が過剰摂取となることで甲状腺への負担となることが多いと言われています。

これはヨードを含むうがい液で習慣的にうがいをした場合も同様のリスクが上がることはコロナ騒動が起こる前からの周知の事実です。

 

(東日本大震災時の原子力発電からの放射能漏れにポビドンヨードで予防!なども言われていた時にもこの問題は再燃していました。)

 

この習慣的なヨード摂取が甲状腺への負担となってしまう状態を”ウォルフ-チャイコフ効果”と言います。

 

元々甲状腺機能異常になっている人はもちろんヨードによる習慣的うがいは避けるべきで、

 

まだ甲状腺に異常がないとはいえ、予防としてうがいをし続けることは薦められません

 

甲状腺機能は妊娠力とも関係してくるものですので、妊活中の人は特にお勧めしません。

結果として

ポビドンヨードは劇的に症状が回復したり、100%悪化を予防できるものではありません。

 

抗インフルエンザウイルスである”アビガン”も、「COVIT-19に効果がある」と言われたり、「実際に効果は無かった」と言われたり、

 

実態はわかりませんが薬剤師だからといっても製薬メーカーや国が行った試験データを信用するしかありません。

 

薬剤師も自分で薬の効果を調べることはできないということです。

COVIT-19軽症者・無症状者が少しでも悪化を防ぐため、またウイルスを蔓延させたないためには良いかもしれませんが(効果のほどは現時点では測りかねますが)

 

「特攻薬が出たとしても今までの対策が無に帰すわけではない」

 

と伝えたいです。

 

仮にイソ〇ンが劇的な効果があると今後分かったとしても、水でのうがいの効果がなくなるわけではありません。

 

手に入らないものを手に入れるために最善を尽くすのでなく今あるものでできる最善を尽くしましょう

 

今まで通り、普通の水での習慣的なうがいを忘れずに行いましょう。

 

普通の水でも、喉に付着した細菌やウイルスは流れ感染リスクは激減します。

 

特にガラガラとうがいをして細菌やウイルスが滞留している口の中の水は、飲みこむと胃に入り、胃酸で消滅します。

 

細菌やウイルスは気管~肺に行くと良くないですが、飲みこんで胃に入るのは何の問題も無いので、普段からは水でガラガラした後飲みこむようにしましょう。

 

仮にポビドンヨードでのうがいの際は、飲みこんでしまうと身体に対しての毒性の影響が出る可能性がありますので、うがい後はしっかり吐き出すことは忘れてはいけません。

 

そういった意味でも飲みこんで奥まで洗浄できる分、普通の水のうがいの方をしっかりする方が効果的じゃないのかな?なんても思いますが。

余談①

ポビドンヨードがCOVIT-19に効果的かどうかは置いておいても、吉村知事のこの会見による混乱はもっと考えてから行ってほしかったと思いますが、

 

功罪を挙げるなら、ポビドンヨードでなくてもうがいや手洗いなどの基本はやはり意味のある行動なんだと再認識する機会となればと思います。

 

(別に吉村知事が嫌いではないですし、むしろ橋本元知事さんの意思を受け継いでいると感じるので、頑張って欲しいと思っています。)

余談②

イソ〇ンは急激なものでしたが、マスクやアルコールはコロナ前に比べると価格はまだ高いものの在庫は落ち着いています。

 

しかしその中でも体温計は値段に関わらず仕入れも出来ない状態が続いています。

 

「赤ちゃんが産まれたら体温計が必要(絶対ではないが)になるのに、そういう人は困るよね」

 

昨夜私の奥さんが言っていました。

 

まさにその通りだと思います。

「不安だから」

 

「念のために」

 

と言う気持ちはわかりますが、どんなものでも「自分より必要としている人がいるかもしれない」と考え、行動しましょう。

 

もちろん、自分が何より必要とする立場の場合もあるでしょう。

 

人は品薄!品切れ!となると購買意欲が激増するようで、

 

特に心が満たされていない場合に意味もなく報道に左右されやすくなってしまうので、心穏やかに過ごしましょう。

 

転売なんて持ってのほかですが、自分だけを中心に考えた衝動的な行動は慎みましょう。

 


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