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基礎体温から自分の胎内環境を知る
2022年07月04日

基礎体温(BBT)を測っていますでしょうか?
”妊活といえば基礎体温は測るべき”と思っているから測っているけど、日々の基礎体温に一喜一憂して振り回されたり、もっと寝ていたいのに、義務感から無理して測っている方もいるのではないでしょうか。
そんなにガンバって測っているのに、上手く使えていなかったら勿体ない。
基礎体温でわかること
- 2層性であること→排卵できているか、そして排卵のタイミングはいつか
- 高温期が13~14日続くか→黄体ホルモンが十分か
- 全体の体温が適度か→赤ちゃんが住み心地の良い体温か
東洋医学的に考えると
- 高温期、低温期のそれぞれの日数の長短(腎陽虚、腎陰虚、脾虚etc)
- 高温期、低温期のそれぞれの体温と温度差(腎陽虚、脾虚、陰虚火旺etc)
- 高温期~低温期などの切り替わり(気虚etc)
- ギザギザした波があるかどうか(気鬱etc)
など、もっと複雑ですがこのようにより細かい情報をすくい上げ体質改善に活かしていけます。
実際のところ、理想的な基礎体温状態なのは3人に1人ほどの印象です。
つまり、基礎体温に異常を抱えている人の方が多いというのが現実です。
悪い状態であったら、改善しなければ意味が薄れてしまいますが、不妊治療では基礎体温を重要視しない場合も多く見かけます。
かといって病院で改善しない体温を自己管理で改善することはとても難しいでしょう。
そんな状態で基礎体温を測り続けていると、毎朝「自分の身体は良くない」と知ってツラくなっていくだけ。
そういった状態では前に進めないどころか、むしろ基礎体温は負担になってしまうでしょう。
実際、妊活に負担を感じている人の多くは、日々の基礎体温を測ることで朝からの気分が滅入ってしまっていると相談されます。
赤ちゃんへ近づくための努力が自分を苦しめてしまう矛盾。
日々の基礎体温測定の努力が報われるよう、分かりやすく、そして実践的に”基礎体温と身体作りシリーズ”をまとめていきますので、参考にしてくださいませ。
まずは基礎体温の正常を知ろう
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次回に続きます