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高温期への切り替えが遅い方の体質と改善法【基礎体温】

2022年08月03日

基礎体温で体質改善しよう!関連リンク集↓

この記事でわかること

  ・低→高への切り替えが3日以上の方は、切り替わりが遅い  

  ・切り替わりの遅さの主な原因は、”疲労”

  ・過労を避けて気の消耗を抑えるか、気を補うことで改善する

  ・”良い空気”、”良い食事”、”漢方”が気を補う3本柱

  切り替わりがゆっくりとは

低温期から高温期への切り替わりに3日以上かかる方は、「切り替わりが遅いタイプ」です。

切り替わりが遅いため、どうしても高温期として理想的な36.7℃以上の日数も自ずと短くなってしまいます。

なので

の高温期が短いタイプと同じように考えられがちですが、少し違います。

高温期が短い状態は”黄体ホルモン(漢方においては腎陽)”が不足している状態を指しますが、身体の切り替わりに重要なのは、”気”です。

  気虚が切り替わりの足を引っ張る

気の問題は

でも触れました。

↑も同じ”気”ではありますが、波形タイプは”気滞”、または”気鬱”と呼ばれ、気がストレスなどにより滞ることによりムラが生じてしまう状態に対し、今回の切り替えが遅いタイプは”気”の切り替える力が弱いことが原因です。

つまり東洋医学でいうところの”気虚”というやつです。

  気虚?切り替わり?

切り替わりの悪さと気虚?何のこと?という人が多いでしょう。

例としてわかりやすいものは寝起きです。

寝起きはパッと起きることができますか?

2度寝したり、起きなければならないから起きるけど、眠さを引きずったまま起きていませんか?

休憩→覚醒のスイッチングがしっかりしている人はスッキリ起床できますし、日中も前日の疲労を残さずに動くことができます。

一方、目が覚めても2度寝、または何度寝もしてしまったり、起きても頭がスッキリせず、すぐに布団から出られなかったりする人、いわゆる朝に弱いタイプは切り替えの気不足です。

頭がボーっとしていると集中力が落ちてしまうように、低温期→高温期の切り替わりが遅い場合も子宮・卵巣の働きの集中力が落ちていることもあると考えましょう。

  気虚型の基礎体温を改善するには

このタイプは元々虚弱体質であったり、胃腸が弱かったり、仕事や妊活などで気を消耗しすぎてしまっている人に多く見られます。

生活習慣の改善で気を補うことは難しいので、まずは気を消耗しないように気を付けて過ごしてみましょう。

気の消耗を防ぐ、つまり過労&過ストレスを避けることです。

それが難しい場合や、過労や過ストレスでなくても元々虚弱であることで疲れやすい場合は漢方薬で補気しなければなりません。

  補気の矛盾と対策

気を補う基本は「良い空気」と「良い食事」「補気の漢方薬」です。

良い空気は森林浴などをした時にスッキリするように、緑の新鮮な空気が身体の気を補ってくれます。

森林浴はハードルが高いですが、可能な人は実行して損はありません。

”良い食事”に関しては高級な食材というわけではなく、”胃腸(脾)に負担をかけない食事”です。

しかし、気血(現代での栄養)の多い食べ物ほど、胃腸(脾)に負担をかけてしまうという矛盾があります。

気を補いたいために気のいっぱい入った食材を食べ過ぎると、逆に気が消耗してしまうのです。

  気を消耗せず、気を補うには

矛盾を解決するポイントは『腹七~八分目』です。

満腹まで食べないことが大事なのです。

では八分目とはどのくらいの量なのでしょうか。

食べられる量には個人差がありますので、白飯〇〇gとおかずは何品と・・・というわけにはいきません。

そこで大事なのが、自覚症状。

食後の”胃もたれ”はもちろん過量なのですが、食後に眠くなることはありませんか?

食後は胃腸に消化するためのエネルギーが集中するため、多少は眠くなることは正常な生体反応ですが、生活に支障をきたすレベルでの食後の眠気は食べ過ぎのサインです。

食後の眠気を自分の身体の声として耳を傾け、自分に合った食事量を探してみましょう。

  脂や水の摂り過ぎは気の消耗を招く

→次回