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平成堂薬局

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漢方の基本 ~気~

2026年03月05日

書き始めたら止まらなくなることはあるけど、導入部分がどうも苦手。あなたの漢方相談員、サクライです。

HPを作ったものの、最近は相談業務に追われブログ更新などが月1あるかどうかと放置気味でしたので、過去に某ブログサイトで書き溜めていた内容や、新たに臨床経験し改善に導いた『間質性膀胱炎』『剝脱性口唇炎(剝離性口唇炎)』『腰椎分離症』などなどの難治性疾患などを始めとした疾患別漢方考察、たまに個人的な日常ブログなど含め、できる中で毎日に近いレベルで更新していこうと思います。

今回は『漢方の基本』シリーズの先駆けとして、”気”の捉え方と個人的に西洋医学にどう落とし込んでいるかをまとめていきます。

日常的に漢方の「か」の字も生活にない人の方が多いということは知っています。

そういった人は
「劇的な効果はないけど副作用の心配がない」
「長く飲まないと効かない」
「不味いor匂いが無理」
「エビデンスに乏しい時代遅れの医学」
など、漢方に対してそう思っているでしょう。

そうした漢方に対しての不信感の大部分は、漢方の中でも何となく見聞きすることがある”気(き)””血(けつ)””水(すい)”の『気』が胡散臭さ満点で拒否反応が起こるのでは、と思っています。

『気』は漫画や映画などの創作物では”チャクラ”や”オーラ”などと表現されることもありますね。

ただ、創作世界では良くても、いざ周りに「あなたのチャクラは~」「オーラがどうたらこうたら」などという人がいたら距離を置く人は多いでしょう。私でもそういった人は距離を取りたくなります。

このように『気』は抽象的で、「目に見えないエネルギーみたいなもの」と表現されることが多いです。

実際に私の『気』の捉え方も「目に見えないもの」ではありますが、”見えないという曖昧さ”をあくどく利用してしまっている人は少なからず存在します。本当に止めてほしいです。

『気』というと”気功”を思い浮かべる人も多いでしょう。個人的には私は気功はあまり信じていません。あくまで『気』は内在的なものであり、外向きに発せられるものではないと捉えています。

ここでズバリ私の『気』についての考え方を書くと、「『気』は身体の命令を伝える”電気シナプス”」です。

いえ、それだけでなく、”ミトコンドリア”・”ホルモン”・”神経伝達物質”など『気』はカラダのエネルギー発生源であり、情報伝達物質を複合的に表現したものと捉えています。

電気は世間一般のイメージにも合うようにエネルギーとしてもイメージしやすく、現代医学でわかってきている感情を揺さぶるホルモンなどの命令伝達機能不足や不順などによる不調にも合致します。

臨床的に『気』を考えますと、『気』の臨床応用の考え方には『気虚』『気鬱』『気滞』『気逆』『気結』などがありますが、大別すると虚と実(鬱滞)となります。

『気虚』は気不足、つまりエネルギー不足で、身体全体の気虚でいうと「疲れやすい」を代表にエネルギー不足と言われて想像しやすい症状を生じます。

さらに各臓においても胃腸の気虚である脾気虚は食欲がなく、食べても消化不良で身になりにくい状態であったり、肝気虚といって自律神経の働きが気の不足により落ちている状態、そして妊活において最重要である腎の気虚は卵胞の成長不良などに繋がっていきます。

これは現代医学ではミトコンドリアと考えると、胃腸や卵胞のミトコンドリア能が落ちてしまうことで消化吸収力や卵子の成長力が落ちてしまうと置き換えられます。

一方、気の鬱滞である『気鬱』を考えますと、電気エネルギーやミトコンドリアは十分にあるものの、それらの伝導に滞りを生じ、身体に不調を生じてしまいます。

また、『気鬱』は”鬱”という字も使用しているように実際精神的症状の鬱症状などの精神症状に繋がりやすく、鬱症状は自律神経失調などにも関係が強く、特に女性に多い生理の不調、つまりホルモンバランスにも影響しやすい病態です。

このホルモンバランスや自律神経と関係性が深いとわかってきたのがセロトニンなどの脳内ホルモンやそれを伝達する電気シグナルと考えられるでしょう。

この精神状態やホルモンバランス、アルツハイマー型認知症など、未だに解明されていないことは様々ありますがそれらが関わっているらしいと研究は進んでいます。

アルツハイマー型認知症の場合は神経伝達物質(脳内ホルモン)であるアセチルコリンやドパミンなどが正常となれば症状も緩和し、またアルツハイマー型認知症などと並行して出やすいパーキンソン病や癲癇(てんかん)などがあります。

癲癇やパーキンソン病は見た目でわかりやすいですが、それはなぜかというと症状は運動障害だからです。まさに電気シグナルが順応に働いていない状態と言えるでしょう。

足りないのでなく、一定の電気量を調節できず力が入らなかったり、逆に力んだり、震えたり硬直してしまっていると想像できます。

鬱やPMSが強い不妊症の方は、幸せを感じる脳や女性機能の不活性状態が原因だろうと言われています。

現代ではアルツハイマー型認知症にエビデンスもあるということで病院でも使用されることも多くなっているらしいですが、今挙げたパーキンソン、癲癇、女性のPMS、鬱症状など、症状こそ全く違うが同じ抑肝散で解決できる場合が多いです。

つまり現代医学的に考えた場合の電気シグナル・神経伝達物質の問題が場所が変わるだけで症状が違うということであると考えられないでしょうか。

抑肝散の主薬である柴胡と釣藤鈎による電気シグナルの調節機能が、病名や症状は全く違うにも関わらず色んな症状に効果を見いだせているのだろう。

また気虚では五臓など各部での気虚は存在しますが、基本は食べたものからエネルギーを得るため、脾(胃腸)気虚であると全体的な気虚を生みやすいです。

まずは食べ物から電気シグナルの栄養源を得て、まだそれでも各部の気(電気シグナル)の虚があればそれらに向けていきます。

例えば心の気が弱まっていれば脾気とともに心気も補うとよいでしょう。

妊活中の人は病院でいくらホルモン剤をもらっても予定通りに卵が成長できなかったり、質が悪く移殖できない場合があるが、これらの機能をスムーズに働かせてやる環境が出来ていないために上手くいかない。

そして妊活においては、上手くいかないと精神的にも崩れ、脳からのホルモン分泌もより乱れ、また病院からのホルモン剤が増え、でもまだそれを活かす場が整っていなくて、、、の悪循環に陥り精神的に参ってしまうことも良くあります。

そういった場合にも、自分の身体なのにどうなっているかわからない状態に対しわかりやすく声を聴き、悩めるあなたに届け、また身も心も準備がしっかりできるカウンセリング・漢方は必ずあるでしょう。

ですが身体の状態やあなたの声を全く聴かない当てずっぽう漢方だとそれは見つかりません。

そういった手助けが必要と感じましたらいつでもご相談ください。

こちらは青森で、お読みいただいているあなたとの距離が遠い場合もありますが

心はあなたの隣にあります。

青森県青森市 完全予約制の漢方相談薬局 平成堂薬局 櫻井 大輔

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