子宝漢方相談・妊活サポートカウンセリング・健康漢方相談

平成堂薬局

妊娠超初期(妊娠0~4週目) ~妊娠したら急激に起こる身体の変化について~

2026年08月31日

子宝漢方相談にのっておりますと、ありがたいことに、『”妊娠”というゴールに辿り着いた』とご報告いただくことが多数ございます。

 

妊活は”妊娠する為の活動”であり、妊娠という結果は一つのゴールかもしれません。

しかし、ゴールに辿り着いたのも束の間で、残念ながら15%は流産してしまい、特に高齢出産(国の定義では初産が35歳以上の方)ではより流産率が高まり、35歳以上の流産率は30%、40歳以上では50%以上と言われています。

 

(当薬局での子宝相談者の流産率はその率よりも優位に低く、より高い確率で出産に導けております)

 

また年齢に関わらず、過去に2回以上流産してしまう体質である『不育症』などもあり、例え妊娠したとしても本来はそこがゴールでなく、出産して初めて我が子と対面できます。

 

きっと妊活の本当のゴールは新しい命の産声を聞いた時ではないでしょうか。

話は戻りますが、妊娠の報告と共に良く聞かれる質問があります。

 

「いつまで漢方を飲めばよいのか?」

 

「妊娠中に飲み続けることに意味はあるのか?」

 

などです。

 

これらの質問は自分の身体のことや新しい命の為に真剣に考えた結果であり、こちらもありがたく答えさせていただきます。

 

しかし、場合によっては「妊娠できました。ありがとうございました。」といって来なくなってしまう方も少数ながらおられます。

 

感謝の言葉はとてもありがたく受け止めますが、1人目妊娠時は誰しもが妊婦初心者ですので、漢方を続けるかどうかというよりも、伝えておきたいことはたくさんあります。

 

例えば「妊娠中の自転車は良いのか?」「妊娠中の温泉はダメなのか?」「妊娠中の食事について」など、キリがないほどに伝えたいことはたくさんあります。

 

ですが、妊娠前の相談で妊娠時のことを掘り下げて伝えるのはデリカシーに乏しい行為と思っておりますので、ブログをお読みいただいている妊活中のいつでも妊娠するかもしれない妊婦予備軍の皆さまへ向けて、前もって知っておくことで心への負担を軽減するための”妊娠中の身体の変化”、また”妊娠中の漢方の役割”などをまとめていきたいと思います。

 

妊娠超初期症状(4週目まで)

妊娠超初期は、まず身体の変化として本来定期的にくる月経が来ません。

 

経血は赤ちゃんのベッドとなる子宮内膜ですので、妊娠時に月経が来ないのは当たり前ですね。

 

ですが、着床時に少しだけ子宮内膜の表面が剥がれ、少量出血することはあります。

これを”着床出血”と言いますが、目に見えないほどの少量である場合も多く、必ずしも出血がないと着床していないわけではありませんので注意です。

 

またその出血は少量かつ短期間ですので、月経時ほどの出血量や3日以上続く場合は別の原因での出血の可能性が高いです。

 

その場合は慌てず、定期的な診察以外でも病院に連絡を取り、病院の指示に従いましょう。

 

つまり、妊娠超初期は少量の出血でビックリせず、また全く出血しないことにもビックリしないようにしましょう。

 

また他に妊娠超初期から感じやすい症状では、ずっと高温期状態なので、普段よりノボセっぽく感じやすくなる方もいます。

 

他に寒気やのどの痛み、関節痛、咳、鼻水などの風邪症状が伴っていれば風邪を疑うと良いですが、カッカッしたりノボセっぽく少し頭がボーっとしやすい程度は気にせず、頭は冷やしても良いですが、下肢は冷やさないように心がけましょう。

 

他には、下腹部胸部で月経前のような張りを感じる人も多いですが、これは子宮内で赤ちゃんを育む空間を広げるための張りであったり、乳腺が発達するための張りを感じやすい状態です。

 

月経前のような症状であっても月経とは関係ないので、気にしなくても大丈夫です。

 

むしろお母さんとしての身体へ変化している症状というわけです。

ですが、逆に感じないからといって赤ちゃんを育む環境作りが行われていないわけではないです。

 

(他にも頭痛や便秘、下痢、胸やけ、ニキビ、小便が近くなる、腰痛etcなど様々な変化が現れる場合がありますが、ホルモンの変化&自律神経などの変化故に色々と症状が出てくるため、PMSのように個々により違い、一つ一つは書ききれないので割愛します。)

 

また妊娠中の症状として言えば、悪阻(ツワリ)が有名ですが、味覚や嗅覚の変化食欲胃の不快症状などの面で色々な症状を総称して悪阻といいます。

赤ちゃんを下に降ろさない(流産予防の)ために、上に”気”を持ち上げる上での不都合が胃に生じている症状で多くの人が体験しますが、超初期段階(4週目まで)では気持ち程度の症状で、4週目~16週目の妊娠初期になるとよりその傾向は強まるため、それは妊娠初期に書きます。

 

5~8週目はこちら↓

 

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青森の平成堂薬局 漢方相談薬剤師 櫻井 大輔