ブログ
大腸内視鏡検査しました
2025年11月27日
10月頭に初めて大腸内視鏡検査をしました。

というのも特に何があったわけではないのですが、長女が
「最近悪い夢を見て眠れない。お父さんが死ぬ夢を見る」
と言ってきたので、もしかしたら死ぬのかな?と思い、今度は私が1週間以上満足に眠れないという日々になってしまいました(影響されやすい)

心身ともに元気で健康そのものと思っていますが、死ぬとしたら交通事故かな?気をつけないとなぁ、などと考えていたのですが、全く知らないYoutuberが「大腸内視鏡をしたら大腸がんstage4だった」みたいな記事を目にし、神の啓示か?とまたすぐに影響され、病気で死ぬ可能性が高いとすれば大腸がんかもしれないという頭でいっぱいになり、検査することにしました。
胃カメラはやったことあっりますが、人生経験として大腸内視鏡検査もした方が良いだろうということも含めて。

行くと決めたらすぐに青森市内の大腸内視鏡検査をしている病院をネット検索。近くに消化器内科はそれなりにあるのですが、健康診断時に大腸内視鏡検査を依頼したところ1泊2日検査と言われた過去があるので日帰り可能なところを中心に探し始める。
日帰りは可能だけど、お腹の状態によっては検査後の運転はお勧めしない、ということが書かれていたので徒歩で行けるところで探し、知り合いの口コミが良かったところとして近くの三戸内科さんに決め、即日大腸内視鏡してもらえるか電話すると受付時間外→直接足を運ぶと快諾してくれました。
普段病院に行く時はあまりなく(自分のことでは全くなく、子供の腰椎分離症の時と発熱くらいしか行ったことない)
・待ちが長い
・忙しいので雰囲気がギスギスしている
のような悪いイメージばかりありましたが、三戸内科さんは受付、看護師、医師が例によってバタバタとせわしなく働いていましたが対応はとても丁寧で優しく、待ち時間もそれほどでもなくとても好印象。

説明としては、検査日当日は1日いっぱい仕事をしない方が良いでしょうとのことだったので、漢方相談予約が全く入っていないちょうど1か月後の10月1日に予約を取得。
検査日2日前から消化に良い食事、1日前には固形物禁止でその夜にラキソベロン1本飲み切り~当日は7時半に三戸内科さんへ行き液状の腸洗浄剤と水を2~4リットル飲むのよと説明される。
お腹に水が溜まりやすいタイプなので、検査の時私の水分摂取待ちになるんでないかと恐怖、している間に1ヶ月が過ぎて前々日、前日共にウィダーみたいなやつだけ飲んで3食過ごす。
初めは甘くておいしいな~と思ってたけど2食目からもう味に飽きてしまい、キツイ。
感覚的に普通の食事よりも糖分吸収が早く、血糖値↑↑でインスリン出て血糖値↓↓な感じで、頭も全然回らない。(9月29日、30日の漢方相談の人は頭が回ってなかったのですみません)

前日夜に指示通りラキソベロンを1本飲んだけど、これ1mlとかでも便秘に効くのに10mlも飲んだら下痢ピーピー地獄になるんじゃないかと夜通しトイレに籠れるようにいつも一緒に寝る子供たちと決別し別部屋でいつでもトイレに駆け込める部屋で寝たけど、結果朝まで全く便意なく腹痛もなく終わった。
こりゃ腸洗浄に時間かかるぞ・・・
それで朝に子供のご飯支度をしてから三戸内科さんへGO
私の他にもう一人内視鏡される方(80歳くらいの男性)がいらっしゃった。
400mlくらいの飲み物をもらい、20~30分で飲んで戻ってきて~とのことで指示に従う。
相変わらず三戸内科さんの人たちは対応が良く人当たりもとても良い。
飲んでいる中で少し下腹部がゴロゴロしてくるけど、出しても中途半端ぽい感覚あったのである程度我慢しながら飲み切った報告すると200mlくらいの水を一気飲みする指示。
飲み物は変な塩味と甘さで気持ち悪く、ただの水が美味しいこと美味しいこと。

15分だったかそれくらい経ったらまた戻ってきて~、その間に排便したら見に行くから教えて~と言われ、15分経っても出すほどではないくらいの便意だったので出さずに15分後に看護師のもとへ行くとまた同じ飲みもの400mlくらい20~30分かけて飲んで、また200mlの水を一気飲みしてを繰り返し、腸がキレイになった便が出たら内視鏡ができるという流れを教えてもらう。
400ml+200ml飲むのを6,7回繰り返す中で5回くらい排便したかな?その間毎回看護師さんが状態を見てくれて「まだだね~」「もう少しかも!」と言ってくれる。
仕事ではあるけどやりたくはない仕事だのに常に愛嬌よく対応してくれました感謝。
それで7時半から始め、11時頃にやっと良いの固形物のない便になってきたようで、一応午前中に内視鏡できるでしょう、と。
3~4リットルくらいは飲んだけど、懸念していたそんなに飲めるのか?に関しては、
飲む分わりとすぐに下から出るわけで、出たらお腹空っぽになってまた全然飲めたので、問題ありませんでした。
もう一人の80歳くらいのおじいちゃんはというと、飲んではいるけど初め3時間くらい全然トイレに行かず、前の日から便出てないとも言っていたし、大丈夫かな?と気になっていた。

戦友(そのおじいちゃん)もやっとトイレに行ったと思ったら20分以上籠ってしまう。
私達が出せる場所は1箇所しかないので、戦友が籠っている間私のお腹がギュルンギュルン鳴っていても我慢するしかなかった。
まぁそんなこんなで内視鏡準備ができたのでやってもらったが、カメラの入れ始めは少し痛いけどそんなに問題は無し。
むしろ途中から広げて見るために空気を入れている(?)のかお腹がすごい張って張って、それが痛かった。授業中にオナラを我慢しすぎているくらいの痛みの度合いなので我慢はできるんだけど。
リアルタイムで自分の大腸を見ながら状況を説明してくれたけど、その時も先生優しい。
いっぱい説明してくれて、ちょっと憩室はあったけどポリープないし炎症ないし、かなりキレイですとのこと。
形もランクAとかそんなことを言っていて、研修医に任せてもいいレベルで入れやすい大腸でしたと言われました。

憩室も我慢しすぎとかが原因かな?と思い医師に確認しましたが、それもあるけど体質的なことの方が多いでしょうとことで、我慢は良くないけど特に今までと同じ生活で問題ないですよとのこと。
とりあえず大腸がんで死ぬ未来は直近ではないことがわかったのですごく安心し、家に帰りました。
が、いつもと違うことをしたので冷静でいたつもりが、家の鍵を家に置いたまま出かけたことに気付き、家に帰れず、行くところないので薬局に帰ることに。
内視鏡した時に腸に溜まったガスはまだ出していなかったので、歩いたり自転車をこぐだけでも腹痛があったので薬局のトイレでブーブー30リットルくらいガスを出しつくしました。
出しても出してもまた湧いてくる。
でも段々張った痛みは引いていき、出し切る頃にはもういつもの状態に戻りました。
検査日前々日は私の気まぐれ料理でチンジャオロースを大量に作っていたのですが、作ったもののこちらはウィダー三昧だったので、たまたま昼上がりの嫁が家に帰ってきたので私も帰宅次第白米とチンジャオロースを食べて幸せになったのでした。

平成堂薬局 漢方相談薬剤師 櫻井 大輔
