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春は自律神経・ホルモンバランスが乱れやすい
2026年04月07日
春は気温が上がり草花が芽を出し、印象としては晴れやかな季節!
と思われがちですが、実は一年の中でも情緒が不安定になりやすい第一位の時期なんです。
気分は上々♪と良い気分になったと思えば、何があったわけでもないのにズドーンと気持ちが落ちてしまう。謎の不安に駆られる。涙が止まらない。得も言えぬ恐怖に襲われる。
かと思えば、急に理由もなくイライラする(# ゚Д゚)
普段からPMSで悩んでいる方はなおさらです。
その理由は、春は「三寒四温」や「春一番」といった言葉があるように、気温差や気圧変動が激しい季節であり、その影響は五臓でいうところの「肝」、つまり自律神経への負担が大きくかかってしまうためです。
またそれは元々中国での考えですが、日本は3~4月に年度が替わり、卒業や入学・入社・人事異動なども重なることが多く、自然の変化だけでなく人社会においての環境の変化も大きい時期であることもさらなる負担に輪をかけてしまいます。
そんな「肝(自律神経・ホルモンバランス)」への影響が大きい今の時期に適切な過ごし方や漢方薬をまとめていきたいと思います。
感情の波と閾値のタイプ分け
①正常型(感情の波も閾値も正常)

②感情の波は普通だが閾値が狭い↓

③閾値は正常だが感情の波が大きい↓

図の説明をすると、上下に波打っているものが”感情の波”であり、真ん中の線が感情がフラットな状態、上の線が楽しさ(幸せホルモン↑)もしくはイライラ怒りの感情、下の線が下は不安、恐怖、孤独感、恐れなどのネガティブ感情(不幸せな感情)としています。
人の感情なので図なんかで表せるようなものではないんですけども、イメージが湧きやすいように、と思い。。
幸せホルモンが常に出ていていつもハッピー、というわけにはいかず、どうしても良いこともあれば嫌なこともあります。
良いこと悪いことなどの出来事が無くても月経周期によるホルモンバランスの変化や気温差や気圧差などでも知らず知らずのうちに自律神経の調整機能が働き、波は生じています。(それが春は自然と波が強くなるということね)
これを「ずっと上向きにしよう」と言いたいところですがそれは理想論で現実的ではありません。
気持ちが下がることもあると受け止めた方が結局心は楽になります。
人生山あり谷あり、だからこそ楽しいというわけです。
脱線しました。
①のように波はあるもののそこまで波が大きくなく感情の閾値も余裕がある場合、月経前後や春の季節に翻弄されることなく過ごせます。
しかし、②・③はどちらも感情の波が上限下限を超えていて、イライラや不安・悲しみなどの感情の出方は同じです。
ですが、対応する漢方方剤は変わってきます。
閾値が小さい②の場合は”肝虚”ベース
②のように感情の波は①と変わらないにも関わらず感情の閾値が狭い場合、上限・下限を振り切り、生活に支障が出てしまいます。
この場合は感情の閾値の幅を広げることが重要です。
漢方においては”肝”が弱っているため、肝気or肝血、もしくは両方の虚を補うと良いでしょう。
つまり桂枝湯の派生や建中湯や、肝血を補う四物湯を始めとした当帰剤、または甘麦大棗湯が適剤でしょう。
感情の波が大きい③の場合は”肝実”ベース
感情の波が大きい場合は感情を落ち着けることが一番良いということはわかるでしょう。
例えば緊張していたりパニック状態にある時、呼吸を整えると気持ちが落ち着くことが多いはずです。
これは呼吸を整えることが感情の波を小さくしてくれているのです。
アンガーマネジメントという言葉も最近よく耳にしますが、ガッと感情的になることがあっても6秒間を空けることで一時的な感情の影響を小さくする方法ですね。
このような方法でも一時的な感情の波を小さくするお手伝いはできますが、漢方においては肝実、つまり肝気鬱結(肝鬱)から始まり、肝鬱化火、肝陽上亢、肝火上炎などの状況によって方剤選択し、改善していきます。
方剤としては気の巡りを改善する理気剤が主ですが、その中でも多くは柴胡剤が良く使用されます。
④混合型や変異型
①は正常、②は虚、③は実と簡単に分類していますが、実際はそれらが複雑に混合化されていたり、元々①だったにも関わらず、失恋や親しい人・ペットとの死別など強いストレスを受けたことで③になってしまう変異型としてつらい思いをする方もいます。
先に書いたように春は誰しもが自然と①→③のように感情の起伏が激しくなるので、それが閾値を超えてしまう③になってしまうと身体への負担となっています。
もともと閾値が狭く、感情も強い②と③の混合タイプとなることもあります。
PMS用の漢方薬で有名な加味逍遙散は柴胡剤でありながら当帰などの補肝血を補う②と③の混合型用の漢方薬です。
しかし加味逍遙散は牡丹皮・山梔子が冷やす作用があるため、肝鬱化火という火を生じた場合に適応されるため、肝火が強くない場合は逍遥散の方が良いです。
抗うつ薬・精神安定剤や睡眠導入剤について
今までご相談にのってきた経験では西洋薬のマイナートランキライザー(精神安定剤)、抗うつ薬などを長期的に服用された方は服用が長いほど②のように閾値が狭くなってしまっている方がかなり多かったです。
そして精神安定剤は心を治すわけでなく感情の波を強制的に安定させるものであるため、その外的要因の強制状態が長期化すると身体への負担が強まってしまうのでしょう。
東洋医学でも西洋医学でもなんでも、一端だけを見てそのものを評価してはいけません。
つまり精神安定剤を悪者のように書いていますが、もちろんその投薬のおかげで体調が回復している人もたくさんおられます。
身近な人の死や別れなど、何らかの環境などの影響で③のように感情の起伏が激しくなることで心身が壊れそうな状態には、明らかに即効性のある西洋薬が効果絶大。
そこから頼ってしまい、長期化しないようにすることが大切というわけです。
長期化してしまったとしても、漢方相談・カウンセリングを通して閾値も広がり、感情の起伏も緩和することで①の状態に戻った方もいるので安心してください。
明日へ続きます・・・

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