子宮に老廃物が溜まっている不育症
2026年08月28日
まず妊娠力をあげるために見つめ直すべきは”生活習慣”
ですが、今までの自分を見直すことで今までの自分を責めてはいけません。
悔やむことは未来のママから遠ざかる行為です。
過去は悔やむ為でなく、活かすためにあります。
生活習慣を見直しても明日の自分は変わりません。
ですが、見直すことで1年後、5年後、10年後の自分を変え、幸せにすることはできます。
未来の自分に幸せをプレゼントするために、今からできることを始めましょう。

(この記事は5分で読めます。専門度★★★)
『不育症』や『習慣性流産』は、子宮環境が悪いと赤ちゃんが血液から十分な酸素・栄養・エネルギーを受け取れないことや
卵巣・精巣環境の悪さから染色体にダメージを負うことで”染色体異常”を起こすことで発症します。
”生理”は妊娠できなかった場合、次に妊娠しやすい環境を整えるためのリセットとして出血が起こります。
人間も、断捨離が上手い人もいれば、なかなかものを捨てられなかったり整理できずに困ってしまう人もいます。
生理も同じで、毎周期上手に整理できている人もいれば、前周期の子宮内膜が出し切れない体質の人もいます。
例えると整理整頓上手な人と常に部屋が汚い人がいますが、子宮・卵巣環境に老廃物が溜まっている場合、断捨離することで妊娠率が上がるというわけです。
赤ちゃんはとてもデリケートなので、前の周期の古い内膜環境が残っていることがストレスになり、せっかく着床出来た命が流産してしまうこともあります。
老廃物が除去できていない場合には
現代医学では血が上手く出ていない場合には掻爬手術、つまり子宮内膜を物理的に掻き出すくらいしかできることはありません。
一方で漢方薬は『駆瘀血剤』という、血の老廃物をお掃除することに長けたお薬が存在します。
体内の汚れは、体内からお掃除を促す漢方薬が有効です。
保険内では
- 桂枝茯苓丸
- 桃核承気湯
- 通導散
- 腸癰湯
- 大黄牡丹皮湯
- 温経湯
- 芎帰調血飲
- 治打撲一方
などでしょう。

これらで子宮内がお掃除できる場合もありますが、数年~数十年という長い月日の中で溜まってしまった老廃物を除去するには弱いです。
保険外では
- 野牡丹
- 芎帰調血飲第一加減
- 血府逐瘀湯
- 環元清血飲
- 打身丸
世の中にはたくさんの駆瘀血剤が存在しますが、私は妊活の際の駆瘀血剤では主にこれらを使用しています。

使い分け
汚れの程度が強い人には野牡丹をベースに。
ホルモンバランスや神経への負担が強い場合には芎帰調血飲第一加減を。
肩こり・頭痛など、身体の緊張・強張りと血の巡りが悪い場合には血府逐瘀湯を。
運動不足などの心臓ポンプのサビを始めとした動脈側の瘀血には環元清血飲を。
失笑散が配合されている打身丸は瘀血の程度が強い方へ。
実際にはこんなに単純ではないですがザックリわかりやすい使い分けとしては以上です。

子宮環境が整っていない場合にはこれらをうまく使い分け、また時には併用し子宮内を赤ちゃんが住みやすい空間にお掃除すると流産率はグッと改善するでしょう。
不育症と西洋薬
不育症の検査で『抗リン脂質抗体』を検査し自己免疫に問題がある場合、血栓を作りやすい体質ということで血液をサラサラにするアスピリン系のお薬やヘパリンなどのお薬が出ることがあります。
これは漢方の考えと一致し、血の滞りが不育症の原因と考えているところからきていると勝手に考えていますがアスピリンの服用は今の血の巡りは改善しても過去の老廃物を掃除する力は無いと思っています。
長くアスピリンを飲んでいた方の舌裏の怒張の程度が改善しなかったり、子宮内の瘀血が原因の生理痛にあまり効果的ではない為です。

なので、アスピリン系やビタミンEを飲んで血がサラサラ!だけでなく、あなたの子宮内環境を整える漢方を飲むことをお勧めします。
ですが、素人判断の駆瘀血剤は扱いが難しいと思いますので、赤ちゃんの為に子宮内環境を整えたいと思った方は是非ご相談ください。
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青森の平成堂薬局 漢方相談薬剤師 櫻井 大輔






