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平成堂薬局

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春は肝

2024年03月08日

『春』は五行色体表においての臓では”肝”に当たります

春→芽が出る、新緑などのイメージからも湧きやすいと思いますが、
昇長・生発・条達などの性質を持ち何かを始めるにはとても良い時期というわけです

しかし、緑がニョキニョキと生え伸びるように制御役がいなければ半ば暴走気味になるこもとあります

四季ではなく、人生という長い目線に当てはめると”幼少期”
つまり子供の時期が肝に当たります

子供は親の躾(しつけ)がなっていないと抑制が上手に働かなくなることもあるでしょう

肝に対しての親のしつけ・抑制役は相克関係の肺金に当たりますがそれはまた別の時に


また
「春になると変な人(変質者)が多い」という話を良く耳にします
東洋医学では「肝は気の疏泄」を司る働きがある臓です

疏泄の意味が分からないと思うのでほぐして書くと
自律神経・感情・ホルモンを始めとした色々なものを調節するものが”肝”とされているというわけです

春の時期は一年で一番肝の要素が高まる時期なため
肝の過剰興奮により情緒に異常などを発することがよくあると言われています

他にも春は自律神経・ホルモンバランスが乱れやすいため
一年の中でも生理前のイライラや頭痛などのPMS症状や更年期症状が強く出やすくなったり
”風”季節でもあるので、内風症状によるアトピー症状が強く出ることも多い季節です

つまりこの時期に不調になりやすい場合
肝(自律神経)の働きを高めたり肝の柔軟性を高めることで症状の改善に繋がります

肝を強くするには”血”を補うこと
肝(自律神経や感情)がコントロールできないのであれば肺(金)が肝(木)の働きを抑制するため
深呼吸や運動で肺の働きにより肝をコントロールすることが吉です

ストレスが溜まっていると感じたならば『深呼吸』

肝が興奮状態だと体も緊張してくるため体も伸ばして『ストレッチ』

時間には余裕があるはずなのに
感情が整理できず頭がいっぱいなのであればウォーキングなどの『有酸素運動』

これらは肝を強める上で重要ですが
即効性があるわけではありません

日々の積み重ねにより肝(自律神経)は強くなっていくと認識しましょう

今年は暖冬で青森では例年に比べ積雪はとても少なかった冬で
2月には春と変わらないくらい気温が上がったりもしましたが
3月はまだまだ寒い日が続くようです

ですが、じきに雪が解け”肝”の季節がやってきます

春は気温差や気圧差でただでさえ”肝”が荒ぶる時期ですが
特に日本は3~4月で年度が替わり
職場や学校などの環境も大きく変わる季節でもあります

ストレス社会と言われる現代では妊活も健康相談も”肝”が根元となっているご相談はとても多いので
ウォーキングなどの運動やストレッチなどを始めるなど
肝を強める生活習慣を心がけると良いでしょう

肝が強くなると思考も前向きになりやすく
日々が楽しく過ごせるようになります

新しいことを始める・生活習慣を改善することはなかなか気軽にはできないことですが
「いつかはやらないと・・・!」と思っている人は多いように思います

”いつか”は”今”です

「時間がない」

「疲れている」

「気力がない」

気持ちはわかりますが
先延ばしするとさらに体力は落ち
始めるタイミングを逸してしまいます

やるなら”今”

(冒頭で意気揚々と手元にあった五臓色体表を貼ったものの肝心の春を含む季節がどこにも書いていないのでびっくらこいた・・・)