お知らせ
改めて腰椎分離症について考える
2026年10月01日
↑リンクにあるように、私の息子は3~4年前の小学2~3年生の頃、腰椎分離症でした。(下図の青丸が骨折部分)

4年前のちょうど今頃、学校でのマラソン大会のために授業中走っていると何となく腰が痛いということが始まりでした。
当時は学校の体育以外では遊び程度のサッカーしかやっていなく、特にハードワークではない認識でしたのでまさか腰の疲労骨折である”腰椎分離症”であるとは思ってもみませんでした。
大したことは無いと思いつつ、念のために家の近くのわりと大きな整形外科で診てもらいましたが、レントゲンのみで「問題なし」で、子供の気のせいということで済まされました。
が、その後も息子は「やっぱり腰が痛い」という訴えが変わらず、万が一を考えるとレントゲンのみで良いのか?と夫婦での話し合いになり、別の整形外科に行くとMRI、そしてCTも撮ることに。
結果、MRIでは炎症が見られ、CTでは骨の折れ具合が明確に見え、椎弓根の左右が共に折れており、腰椎分離症の進行期で癒合率は50%ほど、しかしそれは片方の癒合率であり、左右ともに以前のように癒合できる可能性は50%×50%の25%ほどでしょうと宣告されました。
1つ目の整形外科に行ってからすぐにセカンドオピニオンに行かなかったこと(気のせいと思っていたので間が3週間くらい空いた)やそもそも痛みを訴えてからすぐに受診しなかったこと(痛みを訴えてから3日後ほどに受診した)などがフラッシュバックし、後悔してもしきれない絶望的な心境に。
小学2年生。これから運動真っ盛りな時に好きな運動ができないのか?ひどいとすべり症となり、満足に運動できない状態になるかもしれないとも言われました。
一縷の望みにかけ、しっかりコルセットし、月1のリハビリ指導生活が始まりました。(↓コルセットの型取り)

息子には少し乾燥肌だったり乾燥肌から痒みが出てしまうことはあったのでそうしたことに向けた漢方薬を小さいころから都度飲ませていましたが、骨が弱い等とは思ったことが無かったため、それまではそうした対策はしていませんでした。
しかし、漢方を専門としている親として一番できることとしては漢方薬で骨の治癒効果を高めることしかない、と思い、息子の腰椎分離症癒合に向けた漢方調合を行い、日々飲んでもらいました。
小さいころから漢方薬を飲む癖をつけていたこともあり、飲むことは出来ていましたが、それでも美味しくないものを頑張って飲み続けることは相当に大変だったことと思います。小学2年生ですから、事態の深刻さもあまりわかっていないところもあったと思いますし。しっかり、文句も言わず、毎日しっかりと飲み続けてくれました。
結果、コルセットを頑張って付け続け、運動は極力避け、リハビリを行ったこともそうですが、漢方薬で治癒力を上げたことで治癒率25%と言われた状態の腰椎分離症が完治しました!(下図の青丸が癒合部)

診てもらった整形外科の医師には、「こんなに小さい子の癒合例はここでは初めて」と言われ、嬉しさと同時にやはり治らないままのお子様もいるんだなと悲しくもなりました。
癒合からは3年ほど経ちますが、1年以上運動制限があったこともありサッカー熱が人一倍強くなってしまったためかここ2年ほどはかなりハードにサッカーサッカーな日々を過ごしていますが、腰の痛みを訴えることは無く過ごせています。
そうしたことをブログで書いたことで、同じく子供が腰椎分離症と診断され、困っている親子からのご相談が何件もありました。
ただ話をされるだけで満足される親子もたまにいますが(その後どうなったか心配なのですが・・・)、少しでも腰椎分離症を治す可能性を高めたい!ということで漢方相談によりその子の体質に合わせた漢方薬をお出しし、また当薬局おススメのカルシウム製剤も併用する形でご相談してきました。
その成果は、しっかりとお飲みいただけたお子様の腰椎分離症は今まで全員治っているという報告をいただいております!
ご相談されるお子様のご年齢は5歳から高校生までもいますし、腰椎分離症の状態も初期や進行期、それも息子ほどに状態が悪く癒合率50%以下と言われているお子様もいます。
終末期に関してはそもそもその状態でのご相談依頼が来たことは無く、もう固定化されてしまっているため漢方でも難しいとは思っております。
ですが、やはり子供であるからこそ成長盛りであり体質的に骨が弱い環境のままでいると治りにくく、逆に体質を骨を強めるようにしてあげると癒合率は高まるでしょう。
漢方薬は粉が多いですし味も美味しくない、カルシウム製剤も飲みにくいのですが、元気に運動できる未来のために、親子で頑張ってみませんか。
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心のこもった漢方相談を 平成堂薬局 漢方相談薬剤師 櫻井 大輔




